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🌸日本語・銀座日記

【7月1日】 新艦長会議招集


念願の、新任の特養ホームの施設長・福祉施設長のオンラインミーティング第1回を開催した。

施設は船。

だから、艦長会議と称している。

法人が、違い、コロナで研修会や入職式などの集る場がなくなったので、企画した。

オンラインでも、懇談の場を設けよう。

私も、銀座の執務室からの参加。

皆、若く、意欲的で明るい。

第1回は、皆の自己紹介で終わってしまった。

皆、大手医療法人の出身で、湖山の自主的文化を良しとして、湖山に転職してきた幹部職員ばかり。

皆、優秀で、施設運営実績を上げ、部下の離職も少ない。

その実績を誇るも、皆、もっと湖山Gで勉強したいと言う。

湖山に対する思い入れは深く、意欲はとても高い。

代表の若い時の話を聞きたいという人が多い。

私は、28歳で、実質倒産した銀座の救急病院を2年で再建した。

そこから、私の病院経営者としての人生が始まった。

若い自分の生命保険を担保に初回のボーナスを払った。

2年間1日も休まずに救急病院の事務長を務めた。

入札で全ての取引業者を変えた。

リベートをもらっていた幹部が皆辞めて、若手が幹部となった。

初年度年末の全利益は400万円。

150人の職員が100人に減っても、黒字になった。

残った職員が必死に病院を守ってくれたからだ。

全額決算賞与として、1人4万円を現金で手渡した。

そしたら、厨房、清掃の年配女性スタッフに、泣いて手を握られた。

医師、看護師と同様の病院職員として、初めて同等に扱われたからだと言う。

それが、経営者としての最初の成功体験、感動。

2年で職員の7割が変わった。

無知な若い私は、病院会の先輩の院長、事務長に親切に教えてもらう事ができた。

父は、文句一つ言わず、大晦日正月も只々ひたすら診療に専念した。

私の人生において、あの時以上に辛い事はなかったと思う。

未経験の新人艦長の初航海は、荒波の船出だった。

苦労を苦労と認識できないくらい、無知で若かった。

新艦長の君達に、あのような苦労は絶対にさせない。

その為に私がいる。

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今朝のパルスオキシメータ 97・98・98

提督 湖山 泰成


【7月2日】 医療福祉はサービスか?

お客様は神様です。

神のいる世界は、必ず悪魔もいる。

モンスターファミリーから、職員を守る戦いが経営者の使命だ。

サービス業は、料金以上のサービスや無料サービスを提供する時があり、それがお客をより喜ばす。

お客のオーダー以上のサービスを無料で提供する。

ホテルの部屋に入ると、注文もしないのに、シャンペンやフルーツが、置いてある。

支配人の歓迎の手紙と、花も。

勿論、無料サービス。

レストランでも、サービスのワイン一杯。

新メニューのデザート。

デパートでは、美術展は無料。お土産付きで。

でも、サービスで赤字倒産はない。

トータルでは、より売り上げを上げて、利益も上がる。

職員のボーナスも上がる。

私の知っている、大手鳥料理店は、お客の注文の売り上げの1割を追加サービスで、店員が自由に提供できる。

貴方だけに、小鉢をサービスします、といった風なのだが。

お土産に、当店特別仕込みの味噌というのを貰った事もあったかな。

仕組みがわかっていても、嬉しかったし、何よりも、店員さんが楽しそうだった。

どんなサービスも一律価格、一律サービスよりも、お店の個性、店員の自主的個別サービスがある方が、成功していると思う。

完璧一律で成功したのは、昔の居酒屋と立ち食い蕎麦とハンバーガー店とコンビニ位かなあ。

私達の医療・介護・保育・生活の仕事はサービスだろうか。

コロナ対応で、救急病院、高機能病院の医師・看護師は、家にも帰れず、感染の危険の中、命をかけて治療に当たっている。

なのに大学病院では、赤字になったので、看護師の賞与カットが平気で行われる。

でも、政治も行政もマスコミも国民も、平気で声を上げない。

サービスは民間のビジネス、収益事業の世界での概念。

国家、行政の仕事も行政サービスと言っているが、そう言っているのは、行政当事者だけでだ。

税金で料金を払っている国民はお得なサービスと思っていない。

老人ホームのお客は、高い料金を払って利用するホテルのように期待しているかもしれないが。

医療福祉で働く人は、果たして所得で報われているだろうか。

金儲けでしているのだろうか。続けられるのだろうか。

少なくとも、湖山の現場の職員は違う。

高い志、使命感、そして、責任感と愛情。

母親が赤ん坊のお世話をするのと同じだ。

弱者の命を守るのは、人間の本能だ。

母性と同様の自然な慈愛、持って生まれた人間性だ。

湖山は、職員が自主的にする医療介護保育は、人間としての責任感と愛情以外の何者でもない。

給料以上の重責を担っているのは、お金の為だけではなく、上司の命令でもない。

経営方針でもない。

何故ならば、経営者も、職員に対する愛情と責任感で、職員を支えているだけだからだ。

経営者も、施設職員も、患者・利用者と共に生活し生きているだけだ。

家族と同様だ。

家族の方に、年老いた親を、まるで、古くなった車を整備工場に送るみたいな考え方の人がいる。

ひどい、理解できない、許せない。

申し訳ないが、そんな家族では、私達も責任を持って受け入れられない。

人間的な生活の環境で、老人の命を守るのには、家族の協力がいる。

少なくとも、尊敬と感謝なくては、私達が続けられない。

心が折れてしまう。

家族愛だけでなく、社会愛の必要な時代だと思う。

学者は、それを共助と言っているが。

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今朝のパルスオキシメータ 96・97・97

家族の一員 湖山泰成


【7月3日】採用教育一体運営

湖山Gは教育グループであると自負している。

高機能総合病院の代表は大学病院。

でも、大学病院は、厚生労働省の管轄ではない。

文部科学省管轄の学校法人の教育施設、研究施設。

医師、看護師等を教育する為の実習研修、研究の為の施設、組織。

同じ病院でも、設立趣旨、目的が違う。

湖山Gは、医療法人、社会福祉法人、株式会社の通常の医療・介護・保育施設。

NPO が、グループ全体での、新卒採用、総合研修を担当している。

NPOは、湖山G専用の病院会・学会・共済会に近い。

昨日は、首都圏社会福祉法人の採用担当者会議に参加した。

勿論、オンライン。

各施設、新卒採用担当者と、施設長が出席していた。

大変、良い事。

採用担当者は、新卒新人に深い愛情と思い入れがある。

採用説明会や面接で、湖山Gの魅力を説明し、説得し、信用してもらい、採用に漕ぎ着ける。

でも、施設に送ると、それっきりで、施設長の配下となる。

社会に送り出す、学校の先生の心境に近いと思う。

施設長は、命を救う、守る現場最前線の責任者。

甘い、優しいばかりではすまない。

鬼の司令官となる時もあるだろう。

脱落者、退職者も少なくない。

あらゆる業種と比べて、湖山Gは少ない方だと思うが、それでも、悲しい。残念。

親御さんと先生に申し訳ない。

関係者で、採用者と教育担当者と、施設管理者を、今まで以上に親密に連携しようと意見が一致した。

採用教育担当者から、副施設長を抜擢して、施設長と共に施設運営をする新しい組織を作りたい。

施設管理職と、採用教育職をローテートで交代させる案も理想。

むしろ、若い時に施設長を経験し、年長管理職になってから、採用担当職を担う。

病院で言えば、病院看護部長を経て、その後に看護学校の学長になる。

職員の専門職としての生涯学習、スキルアップを更に可能とする組織に成長させたい。

会議参加者全員がそう考えていた。

担当幹部全員が理解し、志向すれば、必ず組織は変わる。

変化成長する。

医療介護バブル崩壊は3年後と予想している。

3年で、組織変革をしなければならない。

湖山Gは、今はそのステージに来たと、確信している。

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今朝のパルスオキシメータ 99・99・99

代表 湖山 泰成


【7月4日】水害に土竜を見る

大雨は、この頃の毎年の恒例になった。

湖山Gの施設は、川沿い、海辺に多い。

何故かと言えば、川沿いに街道があり、上下水道インフラが整っているからだ。

東北雪国では、行政が除雪してくれる。

役場、お店、住宅地も街道に沿って建てられている。

道の駅や、行政施設の近くの施設が多い。

土地も平地に整備されている。

中山間地の山上のホテルみたいには行かない。

気仙沼の施設は、山の高い、崖の前にあるが、そこは、もともと地域の小学校の跡地だった。

だから、東日本大震災の時も、崖の足元まで津波は来たが、施設は助かった。

その隣にヘリコプターを着陸させる事ができた。

中山間地では、神社の近くに小学校が出来て、今はそこの跡地に介護施設が誘致される。

歴史的にそういう場所は、地盤がしっかりしていて、災害時でも安全。

そこまでは、私は見極めて、場所選びをしているのだが。

水害は心配していなかった。

日本はダム王国。

普段、川を見ると水量が少ない。

ダムで貯めているからだ。

でも、ここ数年の大雨で、東京・神奈川の都会の川が危険になって来た。

ダムのある新潟でも。幾度も湖山の施設が水害に遭っている。

新潟のスタッフはもう、水害災害慣れと自嘲するくらい、手際良く施設撤退や対応をする。

夜中に避難勧告が出たら、明け方には、湖山の応援が集合し、完全撤退完了だった事がある。

その大水害の時には、同じ川沿いの他の法人施設で、多数の死亡者が出ていた。

同様の環境で、同様の施設体系だったので、対応次第では、同じ被害が出ていた筈だ。

いつも、利用者と職員合わせて、命の瀬戸際にいる。

病人・高齢者を背負って、職員が共に逃げおおせるか、いつも不安に思う。

いざと言う時は、皆応援支援救援に行こうと思っているが、コロナで行動がままならない。

大地震でも、生き残っていてくれれば、救援に行ける。

生きていれば。

でも、水害はあっという間で、助からない事が多い。

1日テレビニュースを観ていた。

平塚の川の増水が、昨年同様気になっていたが、熱海が大水害になるとは予想できなかった。

熱海の伊豆山の高台に湖山の大型複合施設がある。

熱海の花火が目の前に広がる、山の中腹高台にある。

隣に神社、ホテル会館がある。

その近くにすごい土石流が、家々を押し流していくのが、幾度もニュースで放映された。

施設のすぐ近くだ。

すぐに電話をかけたら、まだ、通じた。

道路は土石流で寸断された。

応援も、避難もできない。

職員家族の家が流された。

とにかく、職員と家族のホテルの確保。

周りは旅館ホテルばかりの熱海だ。

隣のホテルも可能だったら、押さえろ。

可能なら、菓子、菓子パンなど、食べやすい物を買えるだけ買ってくれ。

法人の経費で全て面倒を見るから、ホテルに陣取って欲しい。

職員も家族も共に。

今日当番の職員は自宅に帰れないだろう。

明日はもっと大変だ。

隣のホテルが空いていたら、そこに宿泊して、とにかく休養してくれ。

温泉に入って、ゆっくり睡眠をとってほしい。

明日からの方が、昼夜兼行で休めなくなる。

停電なら断水にもなっているかもしれない。

施設は高台なので、電気水道の復旧は早いと思う。

神奈川からの道路は通行可能だと思う。

新幹線は地下を走っているので、不通にはなっていないと思う。

そんな事を電話で指示しても、後は祈るだけだ。

祈ってくれる仲間が、13000人いる事を、今は、心強く思う。

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今朝のパルスオキシメータ 99・99・99

代表 湖山泰成


【7月5日】戦略はロジスティック

熱海の大雨土砂被害は、一応収まった。

伊豆山の湖山の施設は、停電も回復し、断水のみの状況となった。

熱海市から、ポンプ車で、水の供給を受けている。

しかし、熱海駅と施設の間で土砂崩れの為、道路が遮断され、人も行けず、物も運べない。

施設は、市の東にある。

駅も役場も、マーケットも全て西に広がっている。

職員も西地区に住んでいる。

現在、職員は、車で箱根経由で2時間半かけて、湯河原の方から入っている。

静岡からは、支援に行けない。

昨日から、神奈川の3つの法人の3つの施設から、3台の車両で支援に向かった。

神奈川からしか、道路がないからだ。

とにかく、1番近く、可能な法人が必要な資材を搭載して即、向かう。

サンダーバード1号。

向かう途中での道路状況も、写真付きメールで報告している。

他施設の次の支援に役立つように。

災害の際は、到達可能な道路を見つけるのが大変で、幾度も出直す事がある。

第一陣が到達すると、そのコース状況が、他の施設にも連絡が行く。

メールの一斉リストで送られるのだが、実は、被害施設のホームページに掲載されるのが1番役に立つ。

全国の湖山Gの施設は皆心配している。

熱海まで行けなくとも、支援物資だけでも送りたい。

物流は動いているかどうか。

即宅急便で送っても届くかどうか。

東日本大震災の時は、すぐには復活しなかった。

当たり前だ。

だから、支援運輸方法を思案する。

東日本大震災の時は、軽油ドラム缶60缶を大型トラックをチャーターして広島から東北に運んだ。

自前で。

全て、広島の法人が自主的に動いた。

東京から送るからと言う、私の静止を無視して。

支援する方も必死なのだ。

被災法人からのメールだと、現在足らないのは水なので、ペットボトルを送って欲しいと書いてある。

でも、160床の大型施設だ。水道の復旧を願う。

水がなくても食べやすい食べ物、菓子、果物も良いと思う。

牛乳や豆乳、ジュースも良いのではないだろうか。

そして、家を流された職員もいる。

車で2時間30分かけないと施設に行けない。

横浜から、1名1ヶ月応援に行くと連絡があった。

職員を励ますものを、送ってあげて欲しい。

災害は一瞬だが、復興は長期戦闘。

後方物資供給が戦略の基本。

宅急便は機能している筈。

出来る事をしてあげてほしい。

市の道路水道の復旧がなされる迄の、今が大事だ。

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今朝のパルスオキシメータ 99・99・99

代表 湖山泰成


【7月6日】断水

熱海の施設には、湖山Gの支援が続いている。

湖山Gホームページには、支援隊の到着の様子が掲載されている。

それを見れば、現状や、何が届き、何がまだ必要かわかる。

断水状態が続いており、市からのポンプ車によって給水を受けている。

では、もう大丈夫かと言うと、200床の特養ホームである。

風呂は使えないので、清拭。

タオルも、エプロンも、人手も足らない。

ペットボトルも欲しいとの事だが、大きなボトルで送って欲しいとの事。

断水だと、トイレも流れなくて困る。

熱海の施設は温泉があるので、雑排水として温泉を使っている。

トイレも温泉で流しているのだろう。

でも、いちいち温泉を汲んでいるのだとすると、200人は大変。

職員の消耗が心配。

グループ施設からだけではなく、お取引き関係各社からも問い合わせを多数いただいている。

多量に必要なので、無償では申し訳なく、値引きで購入をお願いしている。

昨日は、ヘリコプターが7台頭上で飛び回っていたそうだ。

知事の視察もあった。

断崖絶壁に造成工事して宅地。

施設を作る場所の選択は難しい。

広く、平地で道路付けが良く、価格が高くない。

公有地を利用させてもらうのが1番良いのだが。

小学校の跡地が多いのも、他に土地がないからだ。

まだ、老人介護施設を増やすなら、土地の供給を行政が協力してほしい。

民有地は、高額で経営が成り立たない場合が多い。

東京では、公園を、災害備蓄庫と介護施設と図書館と保育園など、複合的に多機能で計画されるようになった。

地方でも、部署毎の縦割りではなく、複合的多目的に土地利用ができると良いのだが。

条例や補助金の出どころの関係で、許されない行政が多い。

日本は時代遅れの江戸時代みたいなところが多いと思う。

政治家は社会制度の見直しをして、法律改正をしてほしい。

法律改正は政治家の責任なのだが、現状は、政治家が行政官僚のせいにしてしまっている。

ワクチンの遅延の問題を見てもそう思う。

行政は法律で動く。

制度変革は、議会、政治家の専権だ。

最近、テレビで、政治家、市町村組長、学者、評論家の言う事を聞いても、言い訳ばかりのような気がする。

遅れている、間違っていたら、今から正せば良いではないか。

今までやったなかったなら、たった今からやれば良いではないか。

過去に経験がなくたってやらない事は、人生にいっぱいある。

赤ん坊は、全て毎日未経験で、日々生きて成長している。「

平時は惰性で平時になっているわけではない。

必死にトラブルと戦っている人がいるから、平時に見えているだけだ。

平時を守る為に、私達は戦い続ける。

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今朝のパルスオキシメータ 99・99・98

国民 代表 湖山泰成


【7月7日】自己判断・自主行動・自己責任

オリンピックに向けて、銀座事務所のスタッフには在宅勤務を基本に業務するように指示している。

来客も殆どない。

メールや電話の仕事をしに、銀座に出社する必要はない。

全国からオンラインで役員会や会議に参加しているのに、事務局だけ、銀座に集合しなくとも良い。

既に、電話は業務用携帯に転送されている。

そうすると、やがて、銀座事務所当番は、zoom操作のできない代表と、操作代行の秘書の2人となる日も来るかもしれない。

私の最近の行動範囲は、365日、殆ど自宅と銀座事務所を往復するのみ。

自宅だけでメール仕事をしていると、引きこもり鬱になりそうで、時々窓側に行って陽の光を見る。

熱海の土砂災害で数日火事場騒ぎの状態だが、ハイテンションは何時もの事。

今回は大規模土石流災害と言う。

また、敵の名前が1つ増えた。

病院でなくとも、介護施設は停電断水だけでも、利用者は生きていけない。

冷暖房が動かなければ、夏冬は老人はもたない。

エレベーターが動かなければ、食事も運べない。

水がなければ、食事も風呂もそして、トイレも流れない。

温泉水があるが、毎回温泉を運んで流すのは大変だ。

200人の入所者が生活しているのだ。

今回、食事は、クックチルを提供してくださる会社に助けられた。

湖山のホームページで被災状況を把握されたのだと思う。

近隣住宅から、水道の提供をされた。

ありがたい事だ。

グループの各法人から、多数の支援が車両で向かった。

私がメールで、支援要請をする前から既に準備行動に移っていた。

被災施設は自主的に被災情報をホームページやメールで発信する。

救援施設も自主的に情報を集め、準備する。

私が、サンダーバード出動を命ずる迄もない。

それが、湖山Gの仕事だ。

熱海のスタッフは消耗している。

風呂に入れられないから、清拭をしている。

200人を清拭すると言うのは想像するだけで大変だ。

自宅を流された職員もいる。

仲間を信じて、施設を支えている湖山の職員の為に、湖山Gの支援は続く。

職員も熱海の被災民なのだ。

その事は、東日本大震災の時、ヘリコプターで気仙沼に降り立った時に身に沁みた。

3・13当日、職員の20名は連絡がつかなかった。

全職員の生存が確認できたのは、1週間以上先だったと思う。

今回は、全員が無事。

でも、職員も皆、熱海市の被災民でもある。

断水や物資の不足は施設だけではない筈だ。

熱海からは、不足の物資リストを、毎日リミットリストでメールして欲しい。

全国の施設が読んでいる。

私のように。

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今朝のパルスオキシメータ 97・97・97

銀座蟄居中 代表 湖山泰成


【7月8日】KERチーム発足

熱海の施設は断水のまま。

でも、昨日市長から、水道復活の発表があった。

旧水道管を使用との事で、少ないが、最低限の飲料水は確保できそうだ。

でも、風呂やトイレの水も、利用者が生きる為に必要な水。

昨日は、もう、自前で1キロの水道を架設しようと、市に相談に行く事を命じたばかりだった。

今設計している特養ホームには、屋上に貯水タンクと備蓄庫を増やすように変更した。

地域住民にも提供する為に。

毎年新しい施設を開設しているのは、新しい設計、新しい設備、新しいデザインを実験したいからでもある。

湖山Gの施設は、何時も実証実験研究所。

南極海を渡る探検船は、毎年性能を高めた新造船。

津波にも、氷山にも打ち勝って前に進む。

でも、ハードを高めても、戦力の本質は人。

看護部会の前に、コロナ対策責任者と論議した。

コロナでも、地震でも、水害でも、湖山Gは即、全国から自主的に支援チームが飛んでいく。

各施設の支援経験者を更に教育して、湖山グループの専門チームを編成したい。

DMATみたいに。ERみたいに。

湖山ERチームだね。

まずは、首都圏の新艦長を集めて検討する事になった。

湖山Gでは、私に直接進言して要望する事は、必ず実現する。

提案者が自ら、実行するからだ。責任者になるからだ。

それを、私は体現すると呼んでいる。

湖山の顕現とも言う。

熱海から、島根、鳥取と何時何処で天災に見舞われるかわからない。

経営計画を、成功するAプラン、失敗した時の為のBプランと言う。

湖山には、生き残る為の、生存継続の為のCプランもある。

湖山のKプランかな。

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今朝のパルスオキシメータ 97・98・99

代表 湖山泰成


【7月9日】花と笑顔

もう、毎年の恒例となって、何年になるだろう。

昨日は、花と笑顔の、子供絵画コンクールの湖山賞の選定をした。

2歳の作品あり。12歳の作品あり。

400からの応募の作品から、5作品を選定するのは、天国か、地獄か。

とにかく、可愛い絵ばかりで、選定は難儀。

応募作品数が、今年は昨年の倍以上。

コロナで、自宅で親子いる時間が多かったせいだろう。

クレヨン、水彩、鉛筆、何でもあり。

英字新聞を貼ったコラージュもある。

どの絵も、子供、家族、友達の満面の笑顔。

しかも、花畑に囲まれている。

皆、子供の明るい生命力に満ちている。

観ているだけで、微笑ましく、エネルギーをもらっているように感じる。

絵には、母親へ、兄弟へ、友達へのメッセージも書き添えられている。

今年は、例年になく、田舎へのお爺ちゃん、お婆ちゃんへの絵が目立った。

また、コロナのせいだろう、病院の医師、看護師の励ましの絵もあった。

選定に時間をかけても、迷うばかり。

観た瞬間の印象、エネルギーで選ぶ。

光を感じた作品を、取り上げる。

素晴らしい作品は見た瞬間から、光がある。

存在感がある。

年齢を確かめながら観るのだが、子供らしからぬ構図、色使いもある。

将来、画家になれるかなと、思わせるセンスの子供もいる。

全国の絵画教室からも多数来ているからだ。

先生の指導や、お母さんのサポートもあるかなと思う作品もあるが、それはそれで構わないと、私は思う。

もともと、親子の愛情のなせる技で、この絵が描かれたのだ。

完成したのだ。

美術館や画廊で絵を観る機会は多い人生を送って来た。

どの絵に惹かれるかは、人様々。

私も、自分自身の選定眼に自信があるわけではない。

むしろ、何故、今、自分はこの絵に心惹かれるのだろうか。

心を乱されるのだろうか。

不思議に戸惑い、自分の心情を探る旅に出るのだ。

絵に試されている。

絵が、見る人の鏡となって、その人の今の心を映し出している。

映画もそうだが。

作品を通して、作り手の心と鑑賞者との心が繋がる。

アートコミュニケーションと私は呼んでいる。

湖山賞作品は、フレッシャーズフェスのガイドブックの表紙絵に使われる予定。

楽しみにしていてください。

子供はコロナに負けない。

頑張れ。

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本日のパルスオキシメータ 97・98・98

趣味の御隠居 湖山泰成


【7月10日】越冬社会

昨日は、週一の銀座のロータリーの会合に出席した。

銀座のホテルで、ゲスト講師の講演を聞きながらの昼食会。

毎週50名くらいだろうか。

毎回、他地区からのゲスト参加者が紹介されるのだが、コロナ環境になってから、ゲスト参加者の紹介を聞く事は無くなった。

銀座への出張者がいないと言う事だ。

熱海へ、ペットボトルを多数寄付していただいた、大手飲料メーカーの会員もいて、お礼のご挨拶をした。

ありがたいことだ。

東日本大震災の時は、会員寄付は、全て赤い羽根募金にまとめて寄付された。

ロータリーは、地区において、一業種一社の入会者しか認められない。

他業種の地域の職業人と交流して、社会貢献をしようと言うのが、ロータリーの設立趣旨。

会報をもらうと、来週から、8月末迄は休会とある。

今迄、オンライン例会にする事はあったが、完全休会は初めて。

オリンピックコロナ対策夏休み休会。

年配の会員が多い。

私は、30年前に最年少で入会したが、今は、普通の年齢になった。

でも、若い人が入会してこないのが寂しい。

今の経済はそれどころではないのが実情だ。

銀座の老舗は、軽井沢にも夏だけのお店と別荘を持っていて、銀座商店街も、軽井沢に出張中と言う時代もあったが、去年から、軽井沢商店街はシャッター通りと聞く。

コロナ避難の別荘マンションは売れているそうだ。

今は、社会毎越冬してしまったみたいだ。

自宅でも、ずっとテレビニュースを見ていて落ち着かない。

優雅な蟄居老人生活のつもりが、越冬避難社会になった。

いつでも、社会に出ていける前提で、蟄居なら良いのだが、自宅に幽閉された気持ち。

それでも、こうして、メールをやり取りできる湖山の仲間がいる。

災害となれば、心配してくれる同僚がいる。

湖山の一員であれば、孤独ではない。

ありがたいと感謝している。

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今朝のパルスオキシメータ 97・98・99

代表 湖山泰成


【7月11日】猛暑に渇水

熱海の濁流水害の後は、猛暑が来た。

どこかで、大雨が降ればその分どこかで渇水になる。

夏が猛暑だと、その年の冬は寒い。

天候は、地球上のどこかでバランスを取っているそうだ。

熱エネルギーの法則です。

老人が生きて行く為には、エネルギーを確保した良き病院施設が必要。

そして、病院施設は、電気水道の塊。

どちらかが、滞ったら、老人は生きていけない。

今の日本は、停電はすぐに復活する。

そのシステムと、修理体制は万全。

小学校の頃は、台風の時期には、停電があり、その日は、泰成君は、暴風雨の中を商店街に蝋燭を買いに行った。

近年は、停電・断水はない。

熱海での断水は、200人の人間が生き続けるためには、生活の為には、どれほど水が必要なのか、今更ながらに感じた。

被災状況をホームページで発信したら、湖山G内での支援要請だけでなく、社会からの支援も受ける事ができた。

多数の企業から、水、食料の支援を頂いた。

地域も暖かかった。

施設は機能回復に向かっているが、水が不十分なだけで、利用者も職員も消耗する。

そして、今年の夏は猛暑だ。

施設においても、クーラーが作動しなければ、お年寄りは、命に関わる。

都会の独居老人で、クーラーを使わない人は、この年の夏は、危ない。

最近はコロナ一色だが、他の感染症や、食中毒はなくなったわけではない。

その患者を受け入れるだけの医療はもう、地域にはない。

特養や老人ホームは、これからコロナクラスターが発生するだろう。

オリンピックは冬に開催してほしかった。

東京は、この3年で、デイサービスは半分になった。

病院病床も、多少減った。

日本社会を安定させて来た社会インフラが限界に来ている。

居酒屋やレストランも、社会の必要な食事配給システムだと思う。

コンビニとアパートだけで人間社会は成り立つのだろうか。

ローマは、パンとサーカスと言うではないか。

映画や、劇場、コンサート、スポーツ競技が規制されて、市民のストレスは大丈夫だろうか。

日本でも、この夏は、市民の爆発がどこかで起きるのではないかと心配している。

欧米並みに。

湖山Gの施設は、セイフティシェルター。

危険は、病気や天災だけではない。

最後は、群衆が1番危険だと、歴史が証明している。

政治・行政に対する不信感が、不満として蓄積されている。

やはり、最後は、首都圏東海大震災の事を考えてしまう。

私の危機感覚は、日々その事を忘れず経営をする事。

老人生活者として、堅実に生き続ける事。

今日もまた、その1日が始まった。

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今朝のパルスオキシメータ 97・97・99

避暑老人 湖山泰成


【7月12日】湖山は家族と共に

東京はコロナ感染者が増えて来た。

今日から、緊急事態宣言。

昨日の週末は、繁華街に人出が多かったと思う。

その分、これから陽性者が増える。

東京の医療介護施設のコロナクラスターが増えると心配している。

湖山Gの職員の陽性者は0を維持しているが、職員家族の職場でコロナ発生の例が複数報告された。

東京では、幼稚園や小学校も感染施設になっている。

大規模広域学校だから。

家族の誰かが、濃厚接触者に該当すれば、職員も紙一重の距離にいる。

私が守らなければならない、湖山Gの家族とは、職員当事者だけではない。

同居の家族全てだ。

同居でなくても、親や子供がコロナ陽性者になったら、落ち着いて自分の生活も、湖山の仕事も出来ないだろう。

今週から、渋谷の施設では、全職員の検査を始める。

発生者が出てからでは遅い。

簡易キット検査であっても、全職員が陰性であると確認する事は大事だ。

皆が安心できる。

利用者も。その家族も。職員も。その家族も。

そして、湖山Gの皆も。私も。

検査キットも、1000セット追加発注を指示した。

検査に資金を投入する事が、経営を守ると信じている。

自宅で家族の命を守るのが、第一。

仕事で家族を犠牲にしては行けない。

犠牲にする権利など、誰にもない。

自分を犠牲にするなどもっての他。

親は許さない。

母はそう思っていたと思う。

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今朝のパルスオキシメータ 99・99・99

代表 湖山泰成


【7月13日】コロナER

東京でのコロナクラスターに備える。

コロナ対策チームを、ERのように、迅速勇猛果敢な編成チームとしたい。

湖山海兵隊のイメージ。

一名でもコロナ感染者、複数の濃厚接触者が出たら、自動的に指令が発動する。

施設では、簡易キットのPCR検査を全職員に実施する。

ローテートもあるから、最低3日間続けて、全職員陽性者0を確認する。

翌日には、医師を派遣し、採血検査をする。

必要と思われるあらゆる検査を同時並行で実施する。

朝晩2回、zoomによるグループ識者による対策及び報告会議を行う。

簡易検査キットを1000キット施設に用意する。

陽性者、濃厚接触者1名の出現で止めるのが、水際作戦。

実は、この夏の患者利用者の健康管理も大問題。

施設にこもった高齢者の心身は不調になる。

職員も同様。

スタッフの疲労による体調不良は増える。

今から、在宅勤務出来る者はそうするように指示しているが、殆どは、現場での看護介護職員。

せめて、残業のないように。

アルバイトや、委託事業者は、積極的に活用。

そして、明日に伸ばせる仕事は明日に伸ばそう。

今日は早めに家族の下に帰ろう。

単身者は、家族に電話しよう。

同僚と、お茶しよう。

明日は必ず来る。

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今朝のパルスオキシメータ 98・98・98

代表   湖山 泰成


【7月14日】映画はタイムマシン

中学校の時は、ベトナム戦争反対の市民活動で、毎週市民提灯デモに参加した。

高校になってからは、図書委員と写真部員になった。

カメラマンとして憧れたのは、木村伊兵衛とユージン・スミス。

どちらも、カラー写真は撮らない。

黒白のモノクロームのみ。

私は、父のライカを借りて、暗い校舎の中のスナップを撮り続けた。

教室の1番前の机に座り、授業中でも、教師の顔のアップを撮った。

卒業アルバムの写真も多数とった。

頼まれて、卒業記念に、女子高生の写真も多数撮影した。

図書委員であったので、公害問題に取り組んだ。

なんと言っても、水俣公害問題が大きかった。

東大の公害原論講座まで行き、水俣支援活動の先輩学生と論議した。

1番尊敬した、高校の先輩は、大学受験をせず、そのまま支援活動に専念した。

社会を考え、人生を悩む10代。

図書館と暗室にこもり、古本屋街を1人放浪する学生時代だった。

ユージン・スミスの水俣の風呂に浸かる母子の写真が、多くの人の人生を変えた。

私も、その若者の1人だった。

権力や社会悪と闘う正義の人となる事に絶望を感じた。

国民市民は所詮無力と悟った。

政治家やジャーナリストになる事に自信を無くした。

せめて、人を傷つけたり、搾取する側の人間にはなるまい。

せめて、自分が愛する人間だけは守れる力が欲しい。

強くなければ生きて行けない、優しくなければ生きて行く資格がない。

それも、内にこもった、正義感倫理観でしかなかった。

1人、本の世界に閉じこもる、引きこもりの青春だった。

政治、企業、行政、自治体、市民活動、環境問題、全ては水俣公害問題で学んだ。

心の奥底に沈めた、忘れたはずの青春の記憶が、半世紀たって、甦ってきた。

試写で、映画MINAMATA を観た。

頭がクラクラした。

一枚の写真が、世界を変えた。地域を変えた。

そして、私のような若者の人生を変えた。

半世紀、自分はどのように生きてきたのだろうか。

一本の映画は、タイムマシンか、パンドラの箱か。

今もまだ、頭がクラクラする。

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今朝のパルスオキシメータ 97・97・97

カメラを捨てたカメラマン 湖山泰成


【7月15日】30秒ボランティア

20年位前だと思う。

富士の病院の近く迄のバス路線を、バス会社に依頼して病院迄来て貰うことにした。

一駅分の乗車賃を払う事で、路線を伸ばしてもらった。

病院に通う患者は、皆お年寄り。

杖と鞄を持って、バスを降りるお年寄りを見ると、皆不安そう。

まだ、バスはローステップバスではなかった。

かなり、ステップは高い。

乗るのにも、力がいる。

学生も多い。

乗り降りの際、手を貸してあげれば良いのに。

路上に立って、肩を貸してあげれば良いのだ。

肩を借りて乗り降りをすれば、自然に顔と顔が合う。

ありがとう。

どう致しまして。

通学も通院もお見舞いも、地域の同じ人。

笑顔と笑顔で、学生とお年寄りが自然に仲良くなる。

私はそれを、30秒ボランテティアと名付けた。

30秒で人助けができる。それだけで。

自分でポスターを作り、駅やバス内に貼ってもらった。

やがて、エレベーターのボタンを探している、目の悪いお年寄りがいたら、代わりに昇降ボタンを押して上げる事も必要だと気がついた。

これは、30秒かからない。

一瞬のボランティアと名付けた。

一瞬のボランティアは、やがて、公共テレビCMで流れるようになった。

赤い羽根募金か、日赤だったと思う。

社会を良くして行くのには時間がかかる。

あわてず、あせらず、あきらめず。

母の顔を思い出した。

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今朝のパルスオキシメータ 99・99・99

湖山G代表 湖山 泰成


【7月16日】アートボランディア

福祉世界で、1番馴染めなかった言葉がある。

慰問。

刑務所の世界ならわかる。

昔の福祉施設に、歌手や芸能人が行く時に使われたのだろう。

今、私達の介護施設や母子施設に、慰問に来ましたと言われたら、お帰り願う。

演歌歌手がCDを買ってくれと置いてったり。

美容師が、高い化粧品を売ろうとしたり。

下手な落語や漫才が始まったり。

お年寄りは優しいから、じっと最期まで我慢して、拍手で送り出す。

自己満足して帰る人も多い。

福祉、措置、慰問。

これに変わる言葉を探して、30年になる。

慰問に行って来ましたと言える傲慢な人の考え方が変わらない限り、無くならない。

でも、社会の実態が変わらない限り、言葉だけ変えても意味がない。

福祉施設の入所者が、豊かに幸せにならない限り、禁句にしても意味がない。

アートボランティアと提唱した事もある。

今は、私自身が忘れてしまっていた。

アートは芸術と言う意味だけでなく、人生そのものの意味。

ボランティアは、自ら志願した、自分がやりたい事と言う意味。

私の造語で、アートボランティアと名付けた。

気に入っていたのだが、社会には受け入れられなかった。

コロナで、孤独な時代だからこそ、今あらためて、求めたいと思うのだが。

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今朝のパルスオキシメータ 99 97 98

代表 湖山泰成


【7月17日】メロンと焼き芋

昨日は、新艦長の会。

首都圏の介護施設の若手施設長のオンラインミーティング。

代表主催の若手経営塾。

ほとんど、40歳代、若い。

コロナ感染症対策オンライン会議がきっかけだった。

私が、各施設を巡回し、そこをメイン会場にして、ネットで繋ぐ。

ホスト施設の施設長が、ホスト。

自分の履歴、湖山Gへの入職の動機、理念、施設の状況など語る。

施設紹介を通して、自己紹介をする。自己の課題を語る。

メンバーの質問、感想を聞いて、私がコメントをする。

私が1番楽しい。励まされる。

施設での食事も、一品一品工夫があり、感心した。

鳥取倉吉のメロンを使ったジェラートまであって、絶品。

おかわりを頼めばよかった。

勿論、銀座の御隠居も手ぶらでは来ない。

特注の焼き芋を、500本お土産に持ち込んだ。

芋は、三重県産と聞いたので、紅はるかだと思う。

私も実は、初めて食したのだが、驚いた。

甘いだけではない。とろける様に柔らかいのだ。

冷やして食べると、更に美味しいそうだ。

芋スクリームと名付けよう。

保育園にも配られた。

その6歳の年長組園児からも、プレゼントを貰った。

メロンの絵や、お手紙。

それほど、メロンが美味しかったと言うこと。

倉吉メロンの名前は、この子達の記憶に刷り込まれたと思う。

倉吉の農協から、感謝状を貰いたい。

三重県に施設を開設する事があれば、紅はるかと命名する。

私も、新艦長と一緒に同じ物を食べたり飲んだりすると、仲間意識を持てる。

大勢の施設職員の挨拶も受けた。

皆、明るい笑顔で、良い施設である事がわかる。

更に、良い施設になっていくだろう。

焼き芋を食べて、更に元気になってほしい。

思いついた。焼き芋にも、焼印を入れられないものか。

可能なら、全部買い上げます。

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今朝のパルスオキシメータ 96 97 98

代表 湖山泰成


【7月18日】テープカットをする人

泰成君はテレビを観ていた。

カラーではなかったから、小学校高学年にはまだなっていなかったのだろう。

好きなアニメが始まるのを待っているのだが、テレビはニュースを放映している。

山奥のトンネルの開通式。10年以上かかったらしい。

テープカットに並ぶのは、ヘリコプターで降り立った知事、大臣。

泰成君は不思議で納得がいかなかった。

何十年も、山に籠り、土を掘り続けた人はどこにいるのだ。

テレビの何処にも映っていない。

アナウンサーは、苦節苦難何十年の偉業と称える。

これから、どれほどの地域住民が、このトンネルのおかげで助かるか、説明している。

まるで、花を胸に刺して、トンネルの入り口のテープの前に並んでいる政治家が作ったみたいに喜んでいる。

でも、この人は、今日、今の瞬間だけ、ヘリで来ただけではないか。

どうせ、すぐヘリで帰るのだろう。

このトンネルを使う事はないのではないか。

小学生の泰成君は疑問に思った。

その開通式は、人生をそのトンネルにかけた現場の人達中心で行うべきだ。

何故、1番苦労した人達が登場しない。

工事の人達、地域住民がテープカットすべきだ。

泰成君は、山でトンネルを掘る仕事が、自分で出来るとも思わなかった。

でも、偉そうにテープカットする人になるのも、あり得ないと思った。

不快な人達、わからない社会と感じた。

その違和感は今でも忘れない、変わらない。

若い頃は、起工式、竣工式に行って、最初に挨拶をする度に、恥ずかしさを感じていた。

でも今は、来客にスタッフを代表して、挨拶する事が自分の仕事だと自負して出席する。

設計や建築の人に、これから施設で働く職員、入居する利用者に代わって、お礼を言うのが私の義務だと、納得して喜んで列席する。

この地で、湖山の施設を開設する事の地元への感謝。

工事関係者と工事中の無事を願う、神への祈り。

そして、開業スタッフと共に、開業の日を共に喜ぶ。

ドイツの水害を観ると、他国の事とは思えない。

道路や地下が整備された分、大水害は大災害となっている。

その後は、感染症も広がる。

湖山の施設では、大きな家族の様にいたわリ、励まし合って欲しい。

家族のいる自宅は、小さな施設の様に厳重に守って欲しい。

そう思って、コロナの夏を、家族と乗り越えて欲しい。

勿論、湖山Gの家族と共に。

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今朝のパルスオキシメータ 98・97・99

代表 湖山泰成


【7月19日】入館記帳

外国からのオリンピック関係者が、宿泊ホテルから、多数繁華街に飲みに行く姿をテレビニュースが報道していた。

ホテルの入り口には、監視者がいるのか分からない。

宿泊者は、出入り口のノートに、名前と時間を記帳すれば実質的には、出入り自由。

外国選手の陽性者が出ているのも、さもありなん。

これでは、東京オリンピックが世界感染の拠点となって、帰国する選手とオリンピック関係者がコロナを世界に感染させてしまうのではあるまいか。

入り口での記帳ノートを見て、思い出した。

昔昔、病院の入り口には、大学ノートがただ置いてあって、自分で名前と入館時間と退出予定時間を書いて入った。

でも、嘘を書いてもわからない。

書かなくても、誰も止められない。

誰も確認しない、無責任の為のノート。

病院が、きちんとノートに記帳させて管理していますという証拠の為の責任逃れの為の記帳ノート。

今は、病棟毎に記帳をスタッフが確認しているのは、大学病院の救急病棟くらいではないだろうか。

今はもう、古い置きっ放しのノートを見る事はない。

病院も施設も、テレビカメラで撮影している。

問題があれば、録画を確認できる。

本当に感染を防ぐ気持ちがあるのか。

責任感があるのか。

責任逃れの言い訳だけすれば良いのか。

命を守る仕事に、言い訳は通用しない。

東京での、コロナ感染の頂上はこれから来る。

湖山Gは静かに淡々と迎える。

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今朝のパルスオキシメータ 97・98・97

代表 湖山 泰成


【7月20日イメージトレーニング

泰成君は、野球をするのは下手だが、テレビで巨人阪神戦を観ていた。

ヒーローインタビューで、長嶋選手が答えている。

本戦の前に、昨夜は良くお眠りになれましたか。

ええ、今日の試合の事を考えて、イメージしていました。

バットを構えて、ヒットを打って、塁を回ってホームベースを踏む。

そして、このヒーローインタビューを受ける。

布団を被って寝る前に、ヒットを打つ自分の姿をイメージして、ほくそ笑んでいました。

すごい。

スター選手は、不安などないのだ。

勝って、ハッピーになる事した考えない、感じない。

明るく、楽しむ。

肉体の訓練だけでなく、頭の中でのイメージトレーニングも大事で、休憩や静養中の思考の中で、能力は身につく。

その後、泰成君は、寝る前に、明日の授業の発表の自分の晴れ姿を思い起こしながら、微笑んで、寝る様になった。

どうりで、寝顔が可愛くなるはずだ。

夢の中で、幸せになれたのだろう。

何故、このような事を思い出したかと言うと、オリンピックの選手の事を考えたから。

メダル選手は、すごいトレーニングで肉体改造をしている。

私は、その事より、何故、何年も何十年も、その苦しみを乗り越えて訓練を持続できたのか。

私も、深夜ベットで横になりながら、メールを読み、どうすべきか考えながら返信する。

そうして、寝室に外の光が届く迄、戦っている。頭の中で。

論戦をしている。君達と。

今日は、月1度の経営会議。

1日中、投げかけられてくるボールを、その場で打ち返す。

翌日まで持ち越す余裕はない。

迷う事なく、その場で、行動指示を出す。

それは、毎日毎日一年中、経営の事、湖山Gの将来の事を、深夜日が昇るまで、考え続けているからだ。

何が起きても、どんな報告を聞いても、私には、突然でも、初めてでもない。

経営者の頭脳の中では、世界の始まりから、世界の終わりまで、ずっと続いている。

エンドロールのない無限上映の映画のようなもの。

そんな事はあり得ないのだが、意識の中では、無限の前進する光で満ちている。

何故、止めずに、無限の苦難を続けられるのか。

勝利を得たいからだ。

勝利とは、職員や幼稚園園児の楽しそうな笑顔。

それが、輝くメダルだ。

その為の会議が、今日も始まる。

今朝のパルスオキシメータ 98・98・98

代表 湖山泰成


用户7825 用户7825
5 个月前
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