日本語●【6月】📁本文


🌸日本語・銀座日記

【6月1日】人生の同伴者


私の好きな言葉です。
人生の同伴者。フェロートラベラー。
タイムトラベラーも好きですが。
昨年、今年の新卒入職者の皆さん。
各年500名近くいらっしゃいます。
是非、東京の映画館で、合同入職式、記念上映会をしたいと企画していました。
残念ですが、コロナの為に集まる事はできませんでした。
この日記を書き出し、そして、今日の今まで続いているのは、蜜蜜にあって親交を深めるイベントが出来なかった心残り、寂しさの思いが、私をして書かしているのです。
会えぬ思いが、募るのです。
私は、皆さんとのペンパルです。
高齢者の医療介護施設の仕事は、施設管理ではありません。
リハビリ、療養、食事入浴サービスのみではありません。
まさに、人生を全うするまでの、生きる事の全てをサポートです。
山登りのシェルパです。人生のシェルパです。
命を守るだけでなく、意義ある人生の山登りを道案内するのです。
素晴らしい高見の人生の頂上まで同行するのです。
そして、その道行は、患者利用者と共に、私達自身の人生道行でもあります。
だから、同等の人間としての人生の同伴者と、私は呼ぶのです。
私も、皆さんとの人生の同伴者です。
かなり先輩の年寄りですが、皆さんと一緒に、一日一日を生きてゆきます。
老いていきます。
そのスピードは変わりませんから、皆さんが私を追い抜く事はありません。
ご安心ください。
でも、仲間がいる事の心強さや、嬉しさはやがてわかります。
私は、普段、銀座のビルの9階で執務をしています。
皆さんは、私の所まで、階段を歩いて登ってくる必要はありません。
あなたの社会人としてのスタートは、私の足場の9階から始まるのです。
しかも、同じ床ではありません。
私が肩車をします。
そして、私の肩の上に立ち上がってください。
貴方のスタートラインは私の肩の上からです。
私の行きつけぬ、はるか先を、上を、目指してください。
そして、出来るなら、上から、私を引き上げてください。
バトンが湖山のDNAだとしても、私自身も出来るだけ未来の旅に同行したい。
皆さんと共に。
体は孤独であっても、心は皆さんの近くにある。
そう思い続け、今朝も日記を送ります。

【6月2日】地球湖山を宇宙ステーションから観る

ここ数日は、熱にうなされ蟄居療養の日々だった。
それでも、メールは24時間読み続けた。
zoomの会議は傍聴して、時には乱入した。
ベットサイドのパソコンを通して24時間、湖山を見つめ、考えた。
なんとか、皆の心を読もうと1人奮闘していてと言える。
身近に本人スタッフがいない分、送り手の心を探った。
布団を被った闇の中で想像を逞しくし、思案した。
次から次へと、多数の法人から。
数え切れないくらいの施設から。
そして、何年も会っていないスタッフの顔を思い出そうとした。
悩みや苦しみを感じようと、心のアンテナを目一杯上げた。
でも、自分は1人宇宙ステーションに取り残され、ガイア地球の周遊軌道を回っている気がした。
地球湖山に向けて、パラボラアンテナを目一杯開いている。
声は聞こえてくるが、身近に着陸できない。
惑星湖山を回る孤独な宇宙ステーション。
電波は届くが、我が身は、着陸できない。
そんなまどろっこしさの切ない数日だった。
でも、その間、見えない故に見えてきた事もあった。
聞こえぬ故に、心に響く事もあった。
普段聞こえぬ音が聞こえた。
無音の音。沈黙の音。
透明人間の姿。
傲慢な幹部の息遣い。
やさしき者の、聞く者のない、心の鳴き声。
ベット1つきりの孤独な宇宙ステーション。
明日から、地上に帰還する。
役員会が目白押しだからだ。
役員は若手に代わって行く。
5G世代の役員が誕生する。
突然任命されて驚かれた方よ。
天命降下は、いつも突然です。
私との面接は、すでに済ませてあります。
宇宙からでありますが。
よろしくお願いします。

【6月3日】皆育つ

一日中、ネット役員会。疲れる。
どの法人も躍進している。
新規採用は昨年を上回る。
移動研修経費が少ないといえども、収益は上がる。
何よりも、コロナ発生が絶無に近い。
老健から、特養に転換あり。
何よりも、医療法人から社会福祉法人への転換である。
バスを船に改造して、海へ乗り出したようなものだ。
私がその地に老健を開設したのも、誇りたいが、今度はその何倍もの苦労と価値がある。
法人幹部、現地施設幹部が、自分で考えて転換を進めたのだ。
はるか私を超えている。
特養で増床を果たした施設もある。
最初から、そういう設計にしてある。
採用も入所も計画的。
十分に、計画配慮されている。
湖山は湖山泰成を越えつつある。
昨日は、長い付き合いの医療雑誌の編集者の取材を受けた。
私よりも、湖山Gを知っている友人だ。
すでに、幹部達や知人教授の取材をすましてある。
私のインタビューと撮影で特集号の編集が完成する。
面映いが、湖山G特集号だそうだ。
なんと恐れ多いことか、名誉な事か。
正直、恥ずかしく、怖い。
編集者の感想は、多数の幹部が立派に育っている事。
自主的に事業が、責任を持って進められていること。
事業は人。
事業を起こし、維持する人。
上からの圧力や命令では、こうはならない。
湖山は成長した。それは、幹部が育ったことに他ならない。
私は、聞いて、感嘆するのみ。
最後に、私の撮影を受けた。
もっと笑ってください、とカメラマンに言われるたびに、顔が引き攣ってしまう。
なんとかならないものか。
元々笑顔の作りなのに。

【6月4日】風よ!風よ!

毎年、この時期は週に10回は役員会をこなす。
銀座に全国から、幹部が集うはずなのに、今年は寂しい。
全て、ネット役員会。
出席も、投票も挙手確認。大企業並み。
人の入れ替えもなく、国際会議みたい。
創業者理事長代表議長の1番のテーマは事業ではない。
若手幹部役員の登用。人選。
先輩大幹部は、学会、教育、研修そして私の相談役が多くなる。
湖山Gワールドでの、人選評価は難しい。
事業に合わせた人事は理想で、実際は、やりたい人にやってもらうのが現実になる。
だから、オーナー代表の私が後ろ盾保証人になる。
やってみないとわからない。誰も保証できない。
この人の人生の仕事の為に、何十億と借金して個人保証人になるのはかなり勇気がいる。
人生の決断。私にとっても。湖山Gにとっても。
でも、その勇気と実行と苦難を選択した者が私の事業パートナーとなる。
どうゆう幹部を責任者にするか。
世に言う、運の良い人である。
運が良いから成功するのか。
成功するから運が寄ってくるのか。
最近のインタビューで、自分の事業の人生を振り返リわかったこと。
事業は、人との偶然の出会いで始まる。
強い運命で逃げられなくなる。
風に吹き飛ばされて、谷底に落ちる。
共に、命をかけて這い上がる。
やがて、頂上で日の出を迎える。
頂上には、他に誰もいない。
賢い、計画的な人生には程遠い。
最近も私は遭難したが、周りの湖山の仲間に命を救われた。
妖精ほどに可愛いとは言わないが、間違いなく私の守り神だ。
私は、湖山の細胞の一つとして生かされている。
そう、思う日が多くなった。
また、巨大施設が増える。
新しい艦長は10歳若返る。
能力は荒波が育てる。
気性良しであればよし。
乗組員に責任と愛情があればよし。
それ以上のリーダーの要件はない。
私は、道も方向も選ばなかった。
川の流れの力のままに進んだ。
社会と厚労省の政策の風の向く方向に向けて、帆を目一杯上げた。
また、嵐の風が吹く時代が来そうだ。
風よ、風よ、次はどこに湖山を運ぼうとするのか。
風よ!風よ!
どこに向かうのか。

【6月5日】様とはどなたの事か

患者様、ご利用者様と言う人がいる。
様をつけないと、医者は傲慢だと思うジャーナリストもいる。
確かに、患者に威張る医者で名医にあった事はない。
政治家も、学者も、寿司職人もそう。
でも、自分が信頼する、命を預ける医師に患者様などと呼ばれたくない。
自分が尊敬して、学びたい教授に、生徒様などと呼ばれたくない。
はるか昔、有名な社会評論家大宅壮一の名言がある。
女の顔は請求書、男の顔は領収書。
昔の接待時代の、銀座のクラブの請求書領収書をやりとりした客の、面構えの事である。
医療介護教育で、客を様付けにする人は、お金儲けを意識しているのだと思う。
自分を儲けさせてくれる金払いの良いお金持ちのお客様。
相手の人間の尊厳を尊重しているから、様をつけるのだろうか。
付けない医者や教師は、傲慢なのだろうか。
医者に様呼ばわりされて満足する患者とはどういう意識の人だろうか。
授業料を払っているのだから、教師といえども、生徒の自分に様と呼んで欲しいという人は、本当に学べるのだろうか。
一方、先生様などと呼ばれるのは医師くらいだ。
弁護士様、会計士様、大学の先生様などとは聞いた事がない。
私個人の観念価値観かもしれないが、ホテルの客ではあるまいし、しっくりしない。
湖山の世界に、様はいない。
様の概念は意識しない。
人間の尊厳とは、対等でしか成り立たないと考えるからだ。
上下関係、金儲けの世界とは無縁のはずだからだ。
私に、湖山様お願いします、とかかってくる電話の主は、不動産か証券の営業マン以外にはいない。
勘弁してください。

【6月6日】新幹部任命

定時役員会の季節。
この時期に役員改選があり、新しい理事、評議員が誕生する。
新しい施設の施設長は自動的に理事、艦長となる。
課長クラスから、100床クラスの介護施設の施設長になるのは、栄誉であるが、かなりのプレッシャーだと思う。
最近は、40代、30代の若い司令官が誕生している。
この事は、本人が優秀である事が1番であるが、実は、先輩の環境次第。
この若手を忍耐力のある司令官に育てるのも、潰すのも、上席役員次第。
この域の人事教育に至っても、実は愛情。
少なくとも、湖山は、愛情と責任感。
上席幹部の推薦と研修会での評判と私の決定による。
施設開設事業決定よりも、この、施設長決定判断の方が重い。
事業のやり直しは、資金投入で済むが、艦長、ピッチャー交代は、人を傷つける。
私の心も傷つく。
その判断の多い年。
湖山の転換期とも言える。
成長期とも言える。
課長クラスまでは、バスやトラックの運転に似ている。
機敏なハンドル捌きが生きる。
客船の操舵は違う。
先を読み、ゆっくり、ゆっくり舵をを切る。ヨーソローと。
舵を切り出して、10秒経つと、忘れていたの如く、ゆっくり、船首が方向を変える。
迅速、本能のハンドル捌きとは、逆のスピード感。
というようり、忍耐。
その忍耐力を支える為に私がいる。
その役員の任免は、最終的には、私の全権、専権で持って行う。
私以外に誰も責任を取れないからだ。
何十億と言う投下資金のせいではない。
その新人艦長の下の、100人の乗組員の幸せの為だ。
クルーの人生、社会人としての湖山のクルーとしての運命がかかっている。
私の選んだ、艦長諸君。
君達は、間違いなく優秀だ。
情熱に燃えている。
後は、忍耐、忍耐、忍耐。
私の40歳の時には、私には、湖山泰成はいなかった。
安心したまえ。
私の人生ほどには、苦労させない。
航海の無事を祈る。

【6月7日】コロナ緊急ネット会議

湖山Gのコロナ水際対策は、素晴らしい実績をあげている。
患者・入所者のコロナ検査の徹底だけではない。
全職員とその同居家族の濃厚接触者の情報管理が徹底しているからだ。
利用者だけの対応だと、スタッフによる院内感染が起こる。
湖山の職員だけでなく、家族に濃厚接触の疑いがあれば、勿論陽性であれば、その家族のホテル代も検査代も、入院個室料も全て湖山Gが負担する。
スピードが大事。躊躇があってはならない。
そうしなければ、施設の安全を、職員の命を守れない。
一滴の水漏れも許してはならない。
1日の猶予もあってはならない。
だから、コロナ報告があれば、その日から、広域ネット対策会議が行われる。
今まで経験のある者が、間取り図を見ながら、グリーン・イエロー・レッドのトリアージを指導する。
昨日の被害者が、経験に基づいて、今日はアドバイザーになる。
今迄の経験の全てが、ネット会議で披露され、論議される。
これほどの迅速な対策会議はないと思う。
土日祭日も続く。
昨日は、私も傍聴していた。
私は、口を出さない約束なのだが、会話に乱入する時がある。
お金を使わなければならない瞬間だ。
400万円のコロナ検査費用。
家族の濃厚接触者のホテル費用。
病院入院の為の個室費用。
その場で、実施を命じる。
予算稟議は理事長命令でいらない。
これは、経費稟議ではない、緊急医療行為である。
そう、強く、全員に指示する。
半日のためらい、報告が、スタッフとその家族の命を犠牲にする。
その為に、理事長の私は、24時間、対策会議に立ち会うのである。
参加しているのである。
それが、医療介護の経営責任者の仕事だからだ。
ホテルに入れても、弁当など持って行ってはいけないよ。
ルームサービスを三食利用。
贅沢ではないよ。
緊急医療費です。
法人の診療方針、命令です。
こう言わないと、動きが取れないのが、介護施設の実態です。
言い訳になりません。
それにしても、日曜日でも全法人の経験者が自主的にネットに集まります。
湖山Gは素晴らしいと思います。

【6月8日】今年のフレッシャーズ・フェス

今年の合同入職式もオンラインで、映画のチケット配布となった。
映画が好評なのは、嬉しかったが。
もう、今秋のフレッシャーズ・フェスティバルの企画を考えなければならない時期になった。
やはり、リアルな集合は無理で、オンライン・イベント。
銀座からのオンラインコンサート。
今年のサプライズシンガーはいないか、と言われても思いつかない。
そう都合よく、著名人でボランティアで、出演してくれるアーティストなどいるわけがない。
今まで、過分な素敵なアーティストが登場してくださったので、期待が大きいのだ。
もう、良いのではないか。
世界的なアーティストほど、SNS,YouTubeで、ボランティア活動をしている。
テレビも支援コンサートが多い。
プロや有名人が悪いわけはないが、もう、湖山Gには良いのではないか。
欲しいのは、外からの有名人からの励ましよりは、苦しみを共感している本当の仲間同士の励ましではないか。
特に、コロナ共同戦線の戦友は、会わずとも、語らずとも、思いは同じ。
登場者は、コロナ後のこの2年の新人。
若手新人施設長、つまり艦長。
その採用担当者。
会う事叶わぬ、新人達を登場させて欲しい。
企画会議でそうお願いした。
私自身がお会いしていないのだ。
挨拶もしていないのだ。
手を握ってすらいないのだ。
せめて、今の職場で、元気で明るく働いている笑顔を見たい。
今年は、湖山のリトルワールドで、故郷の平和な安らぎが欲しい。
故郷へ帰ろう。

【6月9日】泰成君の虎ノ門病院

小学校の頃、学校の帰りに虎ノ門病院に通っていた。
歯科の治療である。
父が勤務していたので、治療費が無料だったのである。
でも、共済会の大病院。
15分の治療に1時間30分は待たされる。
図書館の本を読む時間は増えたけれど。
満員電車のような混雑したロビーで待たされる。
コロナがなくてよかった。
今と違って、全て館内放送。
自分の治療の番が来て呼び出されるまで、疲れ果ててしまう。
そして、不幸な事に、患者として呼び出される前に、必ず幾度が放送が入る。
内科の湖山先生、湖山先生、至急内戦00番にご連絡ください。
という医師呼び出し館内放送が、大音量で入る。
30分毎に。
ランドセルを背負った子供の湖山先生の息子は何の関係もない。
気づかれるはずもない。
だが、虫歯の痛みを堪えた患者の泰成君は、その度にドキドキし、歯を押さえる。
白衣を来て、ロビーから外来を走り回る父を見つけても、怖くて声もかけられない。
医師に対する憧れよりも、こんな仕事だけはしたくないなあと、子供心に思った。
夜毎午前様のご帰宅で、寝る前に15分くらいは、風呂に浸かっていたのだろうか。
それで、朝7時過ぎには出勤。
24時間眠らずに働けますか、の時代だったのだけども。
20代になると、患者さんの接待で、銀座のクラブに父に同席させてもらう事があったが、父は、薄い水割り一杯しか飲まない。
しかも、それに水を足しながらである。
それで、深夜帰宅のハイヤーで、病院に寄って、当日入院、手術の患者を診て帰るのである。
父は日本酒も、お湯割りにして、更にお湯で無限に割りながら飲んでいた。
でも、何時も、美味しそうで、楽しそうに会話に参加していた。
でも、大臣や財界人が倒れると、その料亭に電話がかかってくるのである。
いつでもシラフでいなければならない。医師は。
そういう医者だった。時代だった。
何故か、偉い人は、週末に具合が悪くなって、電話がかかって来る。
自宅にも、ゴルフ場にも。
黒電話の時代。
幸いにも、携帯電話などなかった。
スマートフォンや、オンライン診療で、便利迅速になった。
でも、どんにに科学技術システムが便利になっても、医師と患者との人間的信頼関係は変わらないと思う。
最近、自分が老人患者になって、しみじみと実感するようになった。
手間のかからない素直な患者を目指します。

【6月10日】病院の中の共済会

10歳の泰成君が病院に行くのは歯科だけではない。
共済会が地下にあり、そこには、理髪店、売店、喫茶店がある。
皆、共済会だから、安い。
散髪に行くのである。
どこに行っても、ランドセルのお客は大事にされる。
飴玉くらい、もらったのではないか。
実は、先日、半年ぶりに髪を刈った。
日比谷の理髪店で。
サラリーマン相手の由緒ある床屋さん。
居心地がよかった。
高級美容室で髪を切るのは、実は、落ち着かない。
髪が伸び、オールバックになったら、あまりにも父に似てきて、恥ずかしかった。
後、半年位頑張ったら、丁髷が結えそうだった。
今、病院が、何故コロナ対応に一本化できないのかとマスコミで批判されている。
同じ病院でも省庁管轄は多数あり、国の命令一つではまとまらない。
そのような、設立基盤が法律で違うように出来ている。
厚労省管轄は、国立病院、国立研究所くらいではないか。
大学病院は、医師看護師の教育機関で、文科省。
財務省管轄の共済会。
旧郵政省の逓信病院。
農林省の農協の厚生連の病院。
自治体の県立、町立病院。
自衛隊病院は、戦時に負傷兵の治療にあたるので、本来は、病床を半分開けておかねばならない。
正直言うと、自衛隊病院は平時は患者を入れてはいけない。
つまり、治療実績が少ないのである。
コロナ戦時に、戦略的に医療資源を差配する国家機能、国家権限が定められていないのが日本。
東日本大震災の時にその問題は露見していたが、国家制度は変わらなかった。
コロナに大震災、もしかして、近海での戦争が起きたら。
自衛隊病院は、負傷兵治療が最優先。
医療技術の問題ではない。
ベット数、医師数の問題ではない。
国民の国家観の問題なのだが。
国民は、医療保険と病院を、自動車保険と整備工場みたいに頼っている。
テレビ宣伝の自動車保険は、全国どこでも電話一本で、事故車両を引き取りますと言っている。
救急車は、そんな風に行かない。
自動車は、どこの整備工場でも良いかもしれないが、人間は違う。
病院は違う。
企業立、つまり株式会社立の病院も多数ある。
皆、大企業。
でも、大企業の組合が強く、柔軟な運営ができず、皆大赤字。
企業立なのだから、ビジネスとして、コロナ検査を積極的に行うような話は聞かない。
組合が動かないのだと思う。
企業立の病院で黒字なのは、九州の麻生病院くらいではないだろうか。
日立や東芝の病院は赤字で苦しんでいた。
製鉄会社は、昔に病院を独立法人にして、売却したように思う。
ワクチン接種や、コロナ入院に、県立病院や町立病院が積極的に対応しているようには聞かない。
制度、能力が法律で限定されていて、臨機応変に対応できない。
もう、すでに、その制度の中でしか生きてこなかったので、病院関係者の考え方が限定的。
日本国家の建物のコンクリートの壁が重すぎて、間取りを変更する事ができない。
変更できないように、頑強なコンクリートで間仕切りをしたのだが。
湖山Gは、その裏庭に、木造平家の軽い造作で、医療介護を提供する。
フットワーク軽く、省庁のくびきを超えて。

【6月11日】 医療もケータリング

何百年と自己変革して生き残ってきた銀座だが、今度ばかりはどうなるのだろう。
不安で、日々我が街銀座の街並み、街ゆく人を見ている。
老舗の街から百貨店、外国ブランド、ファストショップ、と常に日本中、世界中から新しい松明が、銀座に運ばれてきた。
オリンピックも凱旋更新は銀座通り。
オリンピックと国際映画祭で、今年の銀座は歴史的に盛り上がるはずだった。
期待して、新装のレストラン、ショップが開店したと思うので、同情しきり。
かくゆう、我が、医療業界は如何なものかというと、医療翻訳アプリを入れるくらい。
銀座1丁目から、8丁目までにビル診療所が90くらいある。
歴史的にその数はあまり変わらず、経営者も変わらない。
つまり、老舗の内科診療所が多い。
院長の平均年齢も高い。
コロナで、銀座の客も、ビジネスマンも減り、外来患者も激減した。
流石に、今度は閉院も増えるのではにかと噂されていた。
ところが、今は、職域接種の要望が、爆発的に発生して、診療所はテンテコ舞い。
銀座はほとんど、個人の診療所なので、医院をクローズにして、接種のアルバイトに出ている院長もいるそうだ。
往診とか在宅医療とかのセンスではない。
レストランが、デリバリーを始めましたといった感じ。
ワクチン接種も、インシュリン注射のように、自己でできるようになれば、アマゾンで、ワクチンキットを届けて終わりの時代も来るかもしれない。
調剤薬局で風邪薬を買うように、コロナ治療薬を買える時代が来れば、コロナも終息するだろう。

【6月12日】ウイン・ウインのビジネスモデル

私にも、湖山Gの経営についてマスコミからインタビューを受ける事がある。
職員第一、利用者第二。
スタッフのお客様は、利用者だが、私のお客様は、職員である。
職員が消耗して、サービスは継続できない。
職員がコロナ感染して、クラスターは防げない。
という、諸君第一主義。
もう一つの経営理念は、法人とお客が、ウイン・ウインであること。
当たり前と思われるかもしれない。
でも、世の中は逆のことが多い。
医療も、治療や手術が失敗して、治療が長引くほど、医療費が高くなる。
証券会社や不動産会社も、買主に損をさせて、会社が儲ける。
実は、会員券ビジネスも、結果そうなったいる事が多い。
会員制のスポーツクラブ、レストラン、リゾートホテル。
そして、終身利用権の老人ホーム。
入所して、数ヶ月で亡くなっても、数千万円支払済の利用権の4割が即償却されている。
入所1月で亡くなっても、4割は、戻ってこない。
そういう契約だし、何十年でも長生きすれば、利用者は得をする。
会社側は、平均6年の寿命利用期間で計算している。
6年以上長生きすれば、利用者が得。
6年以内であれば、老人ホームの会社が得。
老人ホームの会社が、あれほど、広告宣伝し、営業マンを雇えるのは、販売利益が高いからだ。
なぜ、特養ホームや、病院は営業マンを雇えないのか。
販売利益がなく、日々の入所利用料で、やっと、トントンだからだ。
利用権販売は、ゴルフ場のビジネスモデルに似ている。
ゴルフ場を開発し、宣伝し、会員券を販売する事で販売利益をその年に一気に計上する。
営業をはじめたゴルフ場は、ほとんど利益を上げないか、若干赤字。
だから、作り続け、販売し続けないと会社は倒産する。
分譲マンション会社と同じ。
バブルが終わり、開発販売が止まると、何十と施設があったはずの会社が一気に倒産する。
過去、不動産バブルの時に、ゴルフ場、スキー場、リゾートホテル、そして、終身利用権の大企業の老人ホームが、皆倒産した。
老人ホームは、大手ゼネコン、保険会社が経営していた。
それが、皆倒産した。
その全てを私は、見て来た。
その現実が、私をして、その後、終身利用権の老人ホームは経営しないようにしてきた。
今迄は、介護バブルの好景気で、そのシステムの会社は成功してきたが、私はやがて来るバブル崩壊の悪夢を忘れる事はできなかった。
日々の料金で、日々のスタッフの給料と、借金を払う。
病院経営と同じ。
良い部屋、良い食事で、日々の料金が少し高くなっても、実質的に見合っている。
サービス提供側も、サービスを受ける側も、実費で、損も得もない。
病院や特養と同じ。
利用権販売や、建物の流動化で一時的利益をあげてる利益構造にすると、開発が止まると倒産する。
私たち湖山Gは、医療看護介護福祉の日々のサービスを提供するだけの法人。
証券、不動産会社ではない。
私たち一人一人の職員の愛情と責任で、幸せな、寂しくない日々を1日でも長く生きてほしい。
そのことが、法人にとっても利益になる。
早く退去になることが法人が得をするビジネスモデルは、利益相反と言う。
共に、得をし、幸せになるビジネスモデル以外は湖山はしてはならない。
それが、湖山の経営者の経営責任。
利用者からも、職員からも、搾取は許さない。
それが、湖山の経営の正義だ。
その湖山の経営に誇りを持っている。
多少、武士は食わねど高楊枝、の感はあるかもしれないが。
江戸っ子です。

【6月13日】泰成君のメルヘン

中学の頃は、日本の社会も、ベトナム戦争反対市民運動が盛んだった。
自分が活動することはないが、ジャーナリスティックな本は全て読んだ。
当時は政治評論、社会評論の雑誌が百花繚乱だった。
中央公論、文藝春秋など、軟弱。
岩波の世界、朝日ジャーナルなど、左派硬派と言われる雑誌が山のようにあった。
それを、週末に部屋に篭り、徹夜で読破していた。
自分でコーヒー豆をひきながら。
学生運動をしている、生意気な大学生を論破していく、最高に生意気な中学生だったと思う。
学生運動をする政治思想は、読めば読むほど、世界を幸せにする政治思想に思えなかった。
元々行動的でない、泰成君は、ますますミステリー、推理探偵小説、そして、SFに逃げ込んでいった。
本を読んで、何かを書いて生きていけるなら、そういう職業に尽きたかたった。
ジャーナリストは、銃弾の下をはい潜らねければならないので、書評家が楽で自分に合っているように思った。
とにかく、引きこもりの本の虫であった事は間違いない。
友達らしい友達は、いなかったと思う。
なんでそういう中学生になったかと、今晩考えていたのだが、元々現実政治社会が嫌いだったのだと思う。
生の政治的、権力的人間社会が嫌いだったのだと思う。
そして、今だにそうなのだ。
小学生の頃は、神話、伝説、民族、歴史、宗教、ばかり。
生きている人には関心がない。
といっても、そうなると、勉強以外に読めるのは、子供向きのメルヘン。
ファンタジー、童話の世界に浸りきって居たのだと思う。
今の子供のゲームの世界と変わらない。
最近、この日記を書いて感じるのだが、週末は、自分の心の深層に降りていく。
自分の心の原点を探ろうとする。
間違った、辛い現実をそのままには受け入れようとせず、正義を求めるのは、今の私の立場からすれば、子供じみている、理想的すぎると言われてもしょうがないと思う。
でも、絶対妥協できない自分は、何故これほどまでにこだわり、怒り、戦いを止めないのだろうか。
自分でも不思議で、自分自身に戸惑う事がある。
今、気が付いたのだが、小学生の頃に読んだ童話、ファンタジーが、私の魂を形成したのではないだろうか。
泰成君は、永遠にディズニーの世界を信じて、生きているのだ。
今だに。
どうりで、幼稚園の園児と気が合うはずだ。
週末は、泰成君は、メルヘンの国に故郷帰りをしている。
これからは、メルヘンの泰成君と呼んでください。
この日記の世界だけですけれど。

【6月14日】どこでも代表室

湖山医療福祉グループと言えば銀座である。
それは、何故かと言えば、創業が銀座の唯一の救急指定銀座病院が創業だからだ。
その、創業オーナーが、小生湖山泰成であり、初代理事長院長が、故湖山聖道理事長であった。
それで、元祖銀座、本家銀座と称して来た。
もっとも、銀座に病院など、銀座病院しかなかったし、今後も銀座医院が銀座最大の医療機関である事は変わらない。
銀座で大型のビルを購入し、テナントビルの一部を銀座事務所として使っているが、そこもやがては、事務所を診療所にする予定だ。
銀座は医療診療、サービスの第一線だから価値がある。
銀座は医療機関として存在するから価値がある。
銀座ブランドの老舗は、銀座本店で商品を売る第一線の場を維持する。
どんなに、デパートに支店を出しても、本店を銀行取引の為の本社経理事務所だけにしたりしない。
現業が銀座本店で、事務所、工場、倉庫は、銀座以外にある。
昔は築地、月島に多かったが、今はもっと郊外に移転した。
銀座はその分だけ、商売、お客の密度濃度が上がった。
金額も、質も高まった。
銀座の自社ビルもテナントが多いが、これからは、診療所を増やす予定だ。
銀座最大のクリニックモールにする。
クリニックに付随する事務も膨大だが、そこは、優秀な医療会計、医療事務の養成所にする。
病院も特養も、事務は施設にある。
現場と一体だから、事務も経営も能力が上がり、機能する。
私は、28歳の常任理事の時から、毎週夜間当直をして、救急病院のスタッフの苦労を知った。
病院の受付の後ろに日中、机を置いて救急患者の受け入れと全ての外来のクレームに対処した。
診療現場の裏方として、医師看護師をサポートするチームの一員としての事務方を育てた。
事務だけが、別の事務所で本部ですといったら、チーム医療介護は完成しない。
コロナオリンピック期間、在宅勤務が国から強要される。
銀座事務所のスタッフは、銀座から、関東周辺の大型施設内をサテライトオフィスとして、在宅勤務中心の体制に大転換する。
その分、私の陣頭指揮が前面に出る。
組織の体制配置が、流動的に変更されるからだ。
でも、現場の見えない銀座しか知らない事務職員にとっては、湖山の医療介護の真髄を知る良い機会となろう。
そこで、現場職員の苦労を共感し、真のチームの一員となる、良い教育の機会と私は考えている。
介護バブル崩壊ばかりか、コロナ融資の返済が始まると、多くの医療介護施設の経営が窮する。
その時に湖山Gの経営が頼りにされる事が、今以上に多くなろう。
その時に、1番必要なのは、現場を知っている、現場と話のできる事務長が、1番必要になる。
現場を知らない、タカピーの理事、事務長くらい、現場から馬鹿にされて反感を受ける経営者はいない。
その事は私自身が体験し、苦労したから良くわかる。
現場の人の気持ちは同然だと思う。
現場の医師、看護師、介護福祉師、全パラメディカルスタッフは赤字黒字関係なく、命の仕事に誇りを持って頑張っている。
決算書と伝票だけしか知らず、会議で偉そうな事を言う事務屋を、心から軽蔑している。
老舗の職人の世界も、プロスポーツ、プロミュージッシャンの世界も、ITベンチャーの世界も同様だと思う。
銀座の老舗の大学を出た2代目の苦労話は皆、親の代からの職人との信頼関係を作るまでの苦労だ。
皆、現場に入り、現場体験をして、現場を知り、一度は現場に虐められるが、やがて、現場に認めてもらう。
今、テレビに出てくる銀座老舗の若い社長。
しかも、今の時代にあった新商品を開発して、会社の再興を成した2代目3代目は皆、その苦労を乗り越えた若社長だ。
私も銀座若旦那の会に入って37年になる。
私も最年少の若手会員から、御隠居を自称するまでの間、その世代交代を見てきた。
私は、自分が元気な内に自ら、湖山Gの事務管理者、経営者を育成しなければならない。
事務管理者出身の経営者だからこそ、現場第一、事務は後方支援。
上部構造、親会社ではない。
医療法人も社会福祉法人も法人本部は施設内にある。
施設管理事務も皆、施設の受付の後ろに控えている。
現場を忘れて、立派な本社事務所ビルを建てて、店舗展開した会社は、皆、危機を迎える。
湖山Gはそうはさせない。
事務を含めた、全てのスタッフが、現場から、一体となって育つ。
首都圏の施設立ち上げは、全て、私自身がきめ細かく見守りたい。
銀座のビルも事務所は、新しい診療所に現場に変わっていく。
銀座は、収益サービス提供の場であって、最前線にする。
利益収益を生む場所にする。銀座最先端のクリニックとして。
後方事務は関東地域の大型施設内で一体化する。
経理事務所だけでは、施設管理者としての事務長、総務部長を育てられないのだ。
だから、今ある代表室は診療所の理事長となる。
私を乗せて、全国の施設を回る車は、どの法人の車であっても、湖山GビークルNo.1となる。
残念だが、ヘリコプターはないので、マリーン1はまだない。
どの法人の部屋に人取っても、その部屋が私の理事長室、代表室、執務室となる。
33艦隊自律的な運行をする。
その独自性の経営の担保の為に私自身が陣頭指揮をする。
地方法人が首都圏に新設施設を開設する体制はまだ、続く。
地方法人であっても、首都圏文化にあった施設運営を確立しなければならない。
コロナに負けない、医療型介護施設の運営を確立しなければならない。
どの特養ホームにも、第一線の救急病院の医師を新たに顧問医師として配置するのもその一環。
どんなに費用経費をかけても、コロナクラスターゼロ体制を維持する。
コロナゼロは、万が一コロナが発生しても、湖山Gはグループを挙げて、全力を尽くす。
救援に行く。
代表がその経営方針を死守する。
その事を全職員に信用してもらう事があって、成り立っている。
皆、現場を死守してくれているのだと信じている。
NPOは採用研修事務センター。
新たな施設運営管理者の育成に力を入れたい。
私自身が直接人事任命をしなければならないからだ。
今のコロナ嵐を乗り切るのに、まだ、2年はかかる。
その次には、医療介護施設の経営難が噴出する。
それは、湖山Gの危機でもあり、湖山の社会的使命でもある。
最近、長生きしたいと、節に思うようになった。
1日1日を精一杯仕事をしたいと思うようになった。
全スタッフに理解してもらいたい。
目の前の施設長を、助けて欲しいと願う。
施設を救うには、君の力がいる。
やがては、君の責任、仕事になる。
責任と運命を受け入れてほしい。
君自身の人生の為に。
受け入れる覚悟があるから、医療福祉の湖山Gに来たのだと私は信じている。
その責任を果たそう、私と一緒に。

【6月15日】新人艦長からの航海便り

この日記を書き出して、最近、新人施設長からのメールを貰うようになった。
コロナでなかなか会えない。
銀座に挨拶に来るのも控えてもらっている。
私も、慎重にロビー迄しか入らない。
その中で、新人施設長から、励ましのメールを頂けるようになった。
嬉しい。大変、私の励ましになる。
こちらからは、電話をかけるのだが、最近、進歩した事がある。
私が、施設に代表、理事長の湖山ですが、と、施設に電話しても、私が誰だがわかって貰えない。
何時もお世話になっています。
と、返事される事がほとんどで、情けなくなる状態だった。
最近は、わかります。
と、明るく、身内の返事をされるので、ほっとする。
この日記を施設長が、部下に読ませている施設だ。
あるいは、掲示をしてくれている。
非常勤の事務当直が電話を取った時、戸惑っていないのは、掲示で日記を読んでいてくれているのだ。
あった事はなくとも、私の理解者なのだ。
年配の事務当直の人に、私の日記の愛読者が多い。
私の日記に関心のない人は、湖山の理念、湖山の医療福祉に関心のない人だ。
日々、現場で湖山のスタッフとして誇りを持って頑張っている人は、代表の私がどう言う人で、どういう考えを持っているか関心を持っている。
新人でも、医師でも、事務員でも。
そうでなければ、湖山Gで一生懸命には働かない。
派遣でも、非常勤でも、医療介護は就職に困らない。
コロナでより一層、人手不足。
その環境の中で、湖山Gを選んで就職して、辞めないで頑張ってくれている人は、志と誇りを持っている人だ。
経営者としての私の最低の義務は、そういう職員を尊敬し、そうでない職員を教育するか辞めてもらう事だ。
頑張っている人が嫌になってしまう、頑張れなくなってしまうからだ。
その、頑張っている貴方に相応しい、経営をしているか、経営者であるか。
その事をいつも私は、皆さんに、社会に問われている。
良い職員を評価し、大事にする。
湖山Gはそういう人だけであってほしい。
倫理感、思いやりのない人は、湖山Gにいて欲しくない。
悪徳を排除しなければ、善良は守れない。
私は、そう思っている。
新しい施設、事業が目白押しなので、意欲的なスタッフに、ポストのチャンスは与えられる。
それを掴んで、自分の人生を切り開いていく人が好きだ。
尊敬する。
その人達が、今迄の湖山Gを築いて来た。
これからもそうだ。
新人艦長達とは、せめてオンラインで、ミーティングをしようと思う。
しっかりとした、顔つきや言動は頼もしい。
ただし、大勢の職員の統率と、理解のない家族との対応に消耗してしまう。
私の経験してきた、人生の苦難だ。
高い志の仲間のチームを作り、幹部養成に私は全力を尽くす。
私は、子供がいないせいもあるかもしれないが、子供の世代の幹部は我が子のように愛おしく、心配だ。
私ど同様の、無駄な苦労はせず、私の先の道を進んで欲しい。
私の過去の経験は貴重だが、そんな後ろ向きな事にはとらわれず、若者新人と明るい医療介護の未来を築いて欲しい。
最近は、保育と母子の事を考えている。
湖山の理念に基づくならば、どうすべきか、どうあるべきか。
日本の福祉のあり方そのものを考えるようになった。
生意気と言われるだろうが。
私達にやれる事はまだあるのではないか。
毎年の自分の財産の寄付計画を超えてまでも、関心を持つのは、実態を知ってしまったからだ。
自分の心で感じてしまったからだ。
自分の力で、不可能ではないと思ってしまうからだ。
新人艦長とは、新しい航路を相談したい。

【6月16日】見た者の責任

泰成君は高校生です。
図書委員長で、3年間で当時の岩波新書全書を読破しました。
流石に、岩波文庫は敵わなかったのです。
早川ミステリのSFは手に入るのは、全部読破したと思います。
創元SF文庫は、諦めました。
同時に頼まれて、写真部部長をしました。
卒業アルバムの撮影を手伝いました。
父の古いライカM3を借り、暗い校舎の中で、スナップ写真を山のように撮りました。
しかも、木村伊兵衛を気取り、コダックのトライX400で。
プロ好みのモノクロームフィルム。
つまり、白黒、カラーではありません。
その頃、水俣支援活動をしていました。
暴力の学生運動に馴染めず、平和市民運動に力を入れていたのです。
その時に出会ったのが、アメリカ人写真家のユージン・スミス。
水俣の被害者家族の写真を撮っていました。
水俣病の娘さんをお風呂に入れるお母さんの写真。
どなたも、見ればわかります。
世界で最も有名な公害被害者の写真です。
この写真一枚で人生が変わった人は世界に大勢います。
キャパの銃弾に倒れる兵士の写真以上にジャーナリスティックな、私の人生を変えた一枚の写真です。
その後、泰成君は、東大の公害原論に参加し、公害環境問題の市民活動や、大学の市民講座にのめり込みました。
その写真家ユージン・スミスの言葉です。
見た者の責任。
見てしまった者の責任。
私が、経営よりも社会的活動の視点を大事にするのは、それが原点だからです。
経営者になりきれないのは、人生の目標が金儲けでも、出世でも、権力でもなく、社会改革だからでしょう。
環境問題の市民活動がスタートでしたから。
政治は嫌いです。
私にはむきません。耐えられません。
頭から消えることのない写真一枚と、その一枚の写真を撮ったカメラマンの人生の言葉です。
彼は、アルコール依存症になって、離婚し、孤独に自分の人生を終えました。
今の私達は、医療介護保育の福祉の仕事。
見た者の責任。
かかわった者の人生。運命。
28歳の時に病院会に入り、全国の民間病院を見学しました。
老人病院では、患者は、ベットに縛られ、薬漬けにされ、鍵の掛かった部屋に閉じ込められていました。
大部屋で、カーテンすらありませんでした。
看護介護上やむ終えない、という理屈ではありません。
人間として耐えられない。
その現場で、自分の目で、見てしまったら。
どんな認知症で暴れたとしても、こんな病院に親は入れられない。
せめて、自分の親を入れられる病院を作ろう。
その思いで、湖山病院を立ち上げたのです。
30年前の35歳の時です。

【6月17日】職員第一利用者第二

ローターリークラブの財界人で1番印象的な方は、有名な宅急便の創業者。
兎に角、洒脱でカッコいい。
いつも新橋芸者と遊んでいる。
踊りと三味線と謡いのお師匠さんを3人呼ぶと、合計200歳を超える。
無形文化財保存活動ですね、とからかった事がある。
その会社のモットーは、安全第一営業第二だった。
運輸業で、安全第一は当たり前。
でも、決算期になると、営業優先になる。
だから、如何なる時も、安全優先を忘れないように、営業第二とつけたそうだ。
それ以来、湖山医療福祉グループは、職員第一から、利用者第二と付けるようにした。
患者様、ご利用者様、お客様は神様ですと医療介護業界でも宣伝する経営者が多くなったので、強いて私は宣言するようになった。
患者も利用者もその家族も、悩み苦しむ人間であり、神様などではない。
私達と同じ人間だ。
銀座の救急病院でも、無体な患者や家族がいた。
私は、受付に立って、行政でも警察で行きましょうと、職員を守ったが、それにしても酷い世の中になったものだと憤慨してきた。
介護業界に来たら、より一層、そう感じる事が多くなった。
家族は、医師・病院には言えない分、介護施設にお金を要求するようになった。
失礼な一方的な言動で。
介護スタッフは、寝るまも惜しんでお世話をする。
自分の人生の時間も、時には家族も犠牲にして、介護している。
実の親でもこれほどにするかというほど、一生懸命。
自分は悪くないのに、亡くなると、実の親を亡くした如く、嘆き悲しむ。
お見舞いに来たこともない親族親戚が、それを見て、施設に職員に落ち度責任があるのでないかと、責める。
謝れ、誠意を見せろと言うが、結局、お金を要求してくる。
私は、全て、弁護士を立てて、警察、裁判で公正に判断をしていただきましょうと答える。
家族親戚と言えども、いかがわしい失礼な言動は名誉毀損で訴える。
職員の為に、施設法人の名誉の為に、そして、無体で、悪徳な家族を許さない為に、日本中の介護従事者の為に、医療介護の正義の為に。
無体な家族の言動は、法廷で明らかにする。
マスコミにも隠さない。
行政にも、職員にも情報を公開する。
裁判費用は惜しまない。
最高裁まで、何十年でも戦う。
職員の人権と名誉の為に。
正義の為に。
介護事故において、不当不法な訴え、請求は法的に排除し、逆に損害賠償を要求できる。
そういう、湖山判例を法曹に残すのが、私の希望だ。
その為に、刑務所に入れられても、生きている限り法廷闘争をする。
湖山の顧問弁護士の方々。
湖山泰成は、安易に和解する事はありません。
賢く、お金で無用な法廷闘争を避ける事はしません。
愚直に裁判で正義を求めます。
最後の最後まで。怒りを持って。
医療福祉こそ、倫理と正義が必要です。
今こそ、その信念が経営者に必要です。

【6月18日】 倉吉メロンを食べる

恒例で、鳥取倉吉のメロンが銀座に送られて来た。
銀座のスタッフ全員で、メロンを試食した。
まだ、少し早めで、硬かったが、若く、水々しく、新鮮な今年の初ものだ。
今は、ハウスで、一年中食べられるのかもしれないが。
これから、湖山の保育所、学童保育、病院保育所、母子支援施設等に、計500個のメロンが贈られる。
毎年の恒例となった。
恒例にする予定ではなかったのだが、あまりにも好評なので、今や毎年の恒例となった。
はっきり言って、辞められなくなった。
園児の喜ぶ姿があまりにも素敵なので。
生産者も、湖山の職員の父親で、私も現地に行って、一緒に、メロンの記念採取もした。
お一人で、ハウス栽培をしている。
私と記念撮影もして、永年生産して欲しい、このメロンを心待ちにしている幼児達が、全国にいます、とお願いしてきた。
東京の高級果物店に卸しているメロンだと思う。
そのメロンを、湖山の施設では、丸々食べる事ができる。
湖山だからこそ、贅沢なメロンが食べられる。
良いではないか。
そして、生産者の高齢の湖山の職員のお父さんも、作り手としての作りがいをより一層持って喜んでくださると思う。
嬉しそうに、メロンを食べる園児らの写真も、差し上げた。
私が見ても、微笑ましい。
毎年、園児から嬉しそうに丸ごとのメロンを抱え、また、食べている写真を送ってもらっている。
倉吉と書かれたダンボールの箱が積まれている。
この子達は、倉吉の字を最初に覚えてくれるかもしれない。
湖山Gの、農産物ふるさと納税だ。
お互いに地元の農産物や名産お菓子を送る。
災害の時も、コロナの時も、研修の時も、そして、普段も。
この園児達も、湖山のおかげで、全国の名産を知る。
嬉しいではないか。
我が故郷を自慢しよう。
胃袋を通して。
コロナ社会は、会合もパーティーもない。
自宅と銀座事務所の往復だけで、役員会の弁当と、コンビニのサンドイッチで生きている。
メロンも、これ以外に食する機会はなさそうだ。
私の人生は、外へ、外へ、更なる次の町へと旅立つ放浪の旅だった。
今は、故郷湖山に帰郷している。
でも、社会は悪くなるばかりだと思う。
社会改革などと、世間に問う必要はない。
せめて、湖山の職員とその家族の、生活と健康だけでも守れれば、それだけで素晴らしい大事な事だと考えるようになった。
身の丈にあった経営とは、湖山Gだけでも、守り続ける事。
私もまた、湖山Gの中で守られ、生きている。
湖山Gだけで良い、充分。
それ以外には、関心は、もう無い。
役員会で、zoomにも慣れたので、これからは各施設と、気軽にミーティングをしようと思う。
私が、突然、パジャマ姿で現れても、驚かないでください。
在宅勤務中です。
今朝のパルスオキシメータ 97・97・98
湖山G代表 銀座農協設立代表予定者 湖山泰成

【6月19日】雨の日のビラ配り

明け方からの雨が、今は止んでいる。
今年は国政選挙があるかもしれないと考えていたら、20歳の頃に国政選挙にボランティアで、応援に参加した事を思いだした。
選挙は、学生にとって割りの良いアルバイトだったが、私は、知り合いに応援ボランティアで勉強のつもりで参加した。
政治ノンポリの私にとっては、政治よりも、選挙そのものに関心があった。
選挙に熱くなる市民に関心があった。
どういう人達なのだろうか。
あれだけ熱くなるのだ、選挙こそ、現代の本当のお祭りなのではないだろうか。
社会勉強のつもりで参加した。
大勢の秘書軍団が、夜毎、地区に繰り出し、挨拶回り、その報告と選挙分析。
一日中、コピー撮りの日もあった。
ついて行くと、商店街の幹部と飲み歩くのが仕事。
なるほど、酒の強い若者を連れて行きたくなるはずだ。
政策など忘れて、只々うちの先生をお願いしますと言って、酒を注ぐ。
戦意は気力と体力。
私の仕事は、駅前に応援演説の選挙カーの駐車スペースの確保。
ライバルが来る前に、スペースを確保しなければならない。
花見のスペース確保に似ていると思った。
ライバルの演説会場に行き、報告をする。
スパイである。
政策内容ではない、どういう人が集まっているか、何人くらい来ているか、熱気があったか、知っている人が行っていないか。
つまり、裏切り者がいないか、二股かけて応援している後援者がいないか。
選挙で動いている人達とは、商店街、業界団体の役員達。
医師会や農協のような。
クールな都会も、選挙となると、地区の権力ダイナミズムが動く。
闇の中で。
私は、それを見て、私には向かない世界だと早々と悟った。
正しかったと思う。
思い出すのは、選挙事務所で、毎日ドラム一杯のカレーを作る人。
山のように押しかける支援者に頭を下げてお茶を出す、事務所番の女性。
来客によって、壁一杯の推薦状を並べ替えたり、酒瓶を入れ替える。
ウグイス嬢は、プロで、1日何万円ともらえるお姫様だった。
男性の学生アルバイトは、街頭で、選挙ビラを配るのが仕事。
誰も受け取ってくれない。
雨の日は最低。
誰もが避けて、無視して道行を急ぐ。
当たり前だ、忙しい通勤時間を狙って、候補は演説する。
迷惑極まりない。
でも、山のようなビラがなくなるまで、学生アルバイトは帰れない。
雨が強くなってくると泣きたくなってくる。
捨てると犯罪行為になるし、すぐバレる。
最初は、笑顔で一枚づつ丁寧に渡すのだが、雨が降り出すと、2枚3枚と配るようになる。
ほとんどの通勤者に無視されるのだが、たまに受け取ってくれる人がいる。
大抵女性で、ご苦労様ね、頑張ってね。
などと声をかけてくれる。
支援者関係なのだろう。
でも、政治に関係なさそうだけど、無関係だけれど、お願いしまーすと、から元気で、叫び続ける若者が可哀想だと思ったのだろう。
ただ、ビラを受け取って、買い物籠に入れて行く人もいた。
候補に一票を入れてくれなくても、一枚のビラを受け取ってくれるだけで良き国民に見えて来る。
今でも、街頭で、選挙ビラを配っている学生らしき若者を見ると必ず受け取る。
笑顔で、ご苦労様とねぎらって。
政党を問わず。
自分が現場で、経験した苦労は一生忘れない。
自分が苦しかった時の励ましは、一生忘れない、たった一言の励ましでも、慰みでも。
見知らぬ、行きずりの他人でも。
候補よりも、選挙現場の人達が印象的だった。
候補と会った事もない人達が、必死に戦っている。
そして、選挙に勝てば良い。
負けると、誰も来ない、いない、寂しい事務所になる。
大体、候補当人が挨拶に来ない。
敗戦の将は、せめて、敗戦の戦士には顔を見せるべきだ、あなたの為に戦った兵がここにいるのだから。
そう、思った。
それ以来、選挙投票日は、知り合いでも、負けそうな候補の事務所に行く。
当選者には、友人はいらない。
嫌いな奴でも、選挙に負けた日だけは、友人になってやりたい。
そう思わせるのが、選挙だ。
私は、生涯選挙当事者にはなりません。
ご安心ください。
自分の部下は、敗戦の兵士にはさせない。

【6月20日】採用担当が教育もする

図書委員長をしていた頃の高校には、まだ、学生運動の、よすがが残っていました。
泰成委員長は、角棒暴力も、デモも嫌で、市民運動に平和運動の未来を探していました。
でも、闇の権力闘争が後を引いていて、学内にも、まだ、不穏な雰囲気が残っていました。
写真部の部長にもなって、いつもカメラをぶらさげていたのは、身を守る手段だったのかもしれません。
そこは、ジャーナリストの気分で、その立場をとっていると、勇敢な泰成君は、学内に見せたかったのだと思います。
勇気を持って戦っている気分だったかもしれませんが、今になれば怖くて身を守っていたのだとわかります。
また、高校生のペンパルの会の母校の会長までしていました。
学生運動で、有名になった高校の有り様を、発信するというより、自分の内心を吐露したかったのだと思います。
でも、文科省から、全国の高校生文通の会の会長になってくれと言われた時は、流石に勘弁してくださいと、文通の会はやめました。
それだけはやめなければ良かったと、今は後悔していますが。
今になれば、気がつく事が沢山あります。
それが、年寄りになって、人生を反省すると言う事なのでしょうか。
人生を懐かしむというほど、今の自分には、心の余裕はありません。
世界政治がこれほど変わるとは、想像できませんでした。
日本の財政破綻から、医療保険・介護保険の財政破綻までの波及。
豊かだったはずの日本の中流階級家庭の弱体。
社会改革どころか、日本の医療•介護・保育の社会福祉事業が、疲弊から崩壊へ行くと危惧しています。
私は、高齢者医療・介護施設を中心に地域街づくりを夢見てきました。
やっと設立存続から地域貢献発展へという段階に来たと思ったところでした。
でも、コロナ社会となってから、社会崩壊の不安と医療介護ドミノ崩壊の嵐を予感しながら、日夜、湖山Gの経営の手綱を握っている不安の毎日です。
銀座で、今年の新卒採用の説明会が始まりました。
3人でしたが、うれしくて、代表として私も挨拶に顔を出しました。
明るい笑顔満面で、感激でした。
どの時代でも、若者は社会に役に立ちたい、人の為になる仕事をしたい。
そうやって、社会に旅立とうとするのです。
今も変わりません。
でも、入社数年で辞める新人が多いという現実は、なんなんでしょうか。
採用担当者も純で、一生懸命。
共に、湖山Gを信じています。
でも、若者を引き受けた施設の施設長、介護長、上司達はどう考えているのでしょうか。
私は、採用担当者が入社3年は、担当上司として施設運営教育まで担当すべきではないか。
一方、施設長、介護長も採用から担当すべきではないか。
つまり、採用から3年担当する施設長介護長チームが3つあって、3年の任期毎に変わるというのはどうでしょうか。
採用担当者も、施設運営の実態を知る。
施設長介護長も、学生説明会から責任を取る。
皆さん、如何でしょうか。
賛成のメールをくださった施設から実施します。
役職者が3倍になるのですから、自らやりたい事をするチャンスです。
私は特に、現状を憂慮している、採用した学生に責任を感じている採用担当者に申し訳ないと思っていました。
採用前に、学生説明会で共に、私も湖山の夢を語っているのです。
この子に、この子の親御さんに、湖山Gを選んでくれた事に責任があります。
採用担当者の方。
施設の中に入って、私と教育計画を見直しましょう。
採用した新人の成長を自分の目で確かめましょう。
湖山の施設は、小学校ではなく、大学院です。
より、大人、専門家として成長させる事が可能なはずです。
相談員は船のパイロット役の副館長です。
採用担当者も洋上実戦で、教育を担当する副館長になるべきではないかと考えています。
心ある方からの、ご意見を待ちます。

【6月21日】 生きた栄養学

昨日は、湖山Gの首都圏を中心とした栄養部会の打ち合わせをした。
担当幹部と、栄養部会担当の営養師で、今年の臨床営養学会で発表もする担当営養師。
若く意欲があるが、流石にたじろぎ、緊張している。
それはそうだろう。
臨床営養学会は、医師中心。病院中心。
湖山Gは介護施設が多い。
彼女も特養ホーム勤務。
でも、今の医療体制では、大学病院には、高齢者はいない。
成人病だけでの長期入院患者はいない。
皆、介護施設にいるわけだが、介護施設で医療データをとって、医療の学会に発表する事ができる施設、栄養師は湖山G位ではないだろうか。
湖山には、介護施設にも多数の栄養師がいる。
湖山の殆どが、食事サービスは直営。地産地消。
学生の就職採用説明会で、私は必ず言う。
営養師を目指す諸君。
大病院に就職しても、地下の営養師室で、1人孤独に電卓を叩くだけだ。
食材の重量から、営養計算をするだけだ。
食材も自分で選べない。
スタッフも、味付けも調理も。
委託会社の調理人の腕次第。
個人にあった、個別メニューもその場ではできない事が多い。
前日にお祭りメニューを指示しても、現場スタッフからは、本社を通してください、と言われる。
契約変更になるからだ。
患者に会うのも、医師の処方箋がないといけない。
自由に自然に営養指導はできない。
病院においては、医師専権の医療行為になる。
介護施設においては、そのくびきはない。
営養師は利用者に最初に会い、既往症やアレルギーだけではなく、好みの果物から、味付けまできめ細かく聞き、それを実際の食事に生かせる。
個別に好みの料理を作り、美味しく食べて頂き、健康になる。
その全てを営養師が主体的に行う。
それを、私は生きた栄養学と称している。
そうでない、食材営養計算中心の栄養学を、物の栄養学と言う。私は。
美味しい食材を美味しく食べて、幸せに楽しく健康になる。
厨房設計から、食器から、食材から、スタッフから全て自前にこだわるのは、その実現の為だ。
昔、デイサービスで、病院から退院してきた利用者の女性に、何を食べたいかと聞いたら、ラーメンを食べたいと、言うので、その日のメニューを急遽ラーメンに変えてしまった営養課長がいた。
私は、全員でなくて、その人だけラーメンであっても良いのだよ、とアドバイスしたのは、25年前の事だ。
入所初日には、好きな果物やデザートをその日だけ、その人だけにつけてあげたらどうだろうかと、私は考えた事がある。
施設思想理念からは、難しいのだろうか。
今はそんな事はないが、昔は、病院給食は刑務所食事と変わらなかった。
刑務所にも栄養師はいると思う。
食事を家庭並みに、がこやまケアの原点だ。
湖山Gの、病院だけでなく、介護施設、保育園、いきいきプラザの喫茶店で働いている栄養士の諸君。
今年は、臨床営養学会で、湖山Gがスポンサーとなって、ランチョンセミナーを執り行う。
遠慮なく、出席してほしい。
専門の医師と交流してほしい。
湖山Gを代表して、発表する栄養士を励ましに行って欲しい。
湖山Gの営養師ほど、高齢者栄養学に貢献できる栄養師はいない。
やがて、そうなる。
私は自信を持っている。
ランチミーティングなので、栄養師の手作りの食事も検食した。
満足できる味だったので安心し、満足した。
これも、医療と福祉の社会への浸透と拡散。
そして、医療への貢献。
湖山Gの皆よ、学会へ行って発表しよう。
私達の努力と成果を社会に知ってもらおう。
営養師の社会的評価と職域を広げる事を湖山Gは目指します。
父の日のメールありがとうございます。
私の求められている事がよくわかりました。
もう、施設長達が、私に子供がいたら、これくらいだと思う年齢です。
父理事長が亡くなれば、息子の私が父理事長です。
まだ、やっと心構えができたくらいですが。
覚悟はあります。

【6月22日】新人の10年後

昨日は月一回の経営基本会議。
湖山Gの経営の中枢会議。
コロナ迄は、月末の週末金土の2日間、銀座事務所に70人位幹部が集まり、月次報告会議をしていた。
蜜蜜の株式総会みたいだった。
グループ全体の状況報告が先にある。
新卒採用状況、大きなイベント、新規開設施設の予定、全体財務状況、私の経営方針指示。
そして、各法人の月次報告。
事故や行政監査報告も。
良い事も悪い事も、隠さず、共有する。
全国から、法人幹部が銀座に集う。
幹部達は、夜は銀座で情報交換。
銀座周辺のビジネスホテルを探して各自で宿泊している。
オリンピックに向けて、新規開業のホテルの状況が分かり、銀座の発展をひしひしと感じた。
でも、オリンピック後は、そのホテルはやがてどうなるのだろうか。
などと考えているうちに、このコロナ世界。
誰も銀座に来なくなった。来れなくなった。
銀座事務所の1番大きなスペーのスタジオから、zoom会議。
映画の作戦本部、コマンドルームみたいな雰囲気。
大きなスクリーンに何十人の顔が並んだり、発表者の顔が大写りになる。
大変便利であり、発表者の交代の時間がないので、会議はスムーズ。
今までは、1日半かかった会議が、オンライン会議になって、1日で済むようになった。
つまり、宿泊の必要も、出張の必要も無くなってしまった。
寂しいとも言える。
テレビ画像では、微妙な表情や視線や雰囲気がわからず、国会の報道か、記者会見の風情。
つまり、一方的になりやすい。
昨日は、予定時間より、少し早く終わった。
今までは、私が、質問責めで、時間が長引くのが当たり前だったが、昨日は違った。
報告内容にツッコミどころがあまりないのだ。
順調に、稼働も、採用も、財務も計画通り進んでおり、コロナも抑え込んでいる。
坦々とした平穏な施設状況に見える。
でも、それを維持する為には、地味だが、絶え間ない努力と忍耐の継続である。
私も、参加者幹部も、お互いにその事がわかる。
お互いの静かな畏敬と励ましを感じる。
私が発言するシーンがほとんどない。
湖山Gは成長した。
素晴らしいと思う。
でも、努力と発展は止まる事ない。
何の為か。
今年も来年も入職してくる新人の未来の為だ。
採用専門チームを孤独にさせず、採用から3年間は教育に継続して関わるようにする。
施設長も、採用から関わり、継続的に人間的に責任を持つ。
愛情と責任。
より一層、新人若者に愛情と責任を持てるように、法人組織を組み立て直す。
採用業務担当と、施設運営担当を回転ドアのように、ローテートさせる。
採用担当者の副施設長職を新設する。
来期からではない。
今日からだ。今からだ。
今日も、就職希望のゼミ学生1人と会食する。
担当教授も、湖山の採用側の役員も同席する。
手間暇ではない。
湖山に期待してくる、学生の心に触れたいからだ。
私も、法人の経営理事も。
1人の学生の採用は、その人の人生の責任の一部を担うことだと思う。
30過ぎの、自己判断で就職先を選ぶ大人とは違う。
親御さんの、我が子への期待を引き継ぐ事だと思う。
私が、今年の決算よりも、10年先の湖山Gの発展を考えるのは、この子達の10年後の人生が豊かで幸せであれかしと願うからだ。
また、責任があると思うからだ。
神にも祈る。仏にも願う。
でも、その前に私達は、自ら必死に働く。
湖山の子らの為に。

【6月23日】遠い呼び声

首都圏の新任施設長副施設長と順次懇談を進めている。
コロナの海の航海をしているのに、皆、明るく前向き。
実に頼もしい。
これから、首都圏の施設を車で順次巡視に廻る。
そこから、慣れてきたzoomで、新任施設長達と新艦長会議をする。
これからまだ、新しい特養ホームが首都圏を中心に新設される。
昨日も、神奈川に新設特養ホームの申請を、新たに追加する事を決定した。
土地、資金、人財、ギリギリであっても可能である事を最後迄検討し直し、ギリギリの時間で、実行を決定した。
最後の判断の基準は、土地でも、マーケットリサーチでも、資金の余裕でもない。
担当幹部の意欲、情熱、責任感である。
はっきり言って、担当責任幹部の覚悟である。
行政の受け入れの暖かさも大きいが、最後は事業責任者の覚悟だ。
私も、法人経営理事も、建築設備担当部長も、財務も検討の重要点は、そのプロジェクトに未来があるかどうかだ。
若い職員の人生の未来を支えるだけの、将来性と可能性を秘めているかどうかだ。
厚労省の政策も変わる。
コロナで、医療介護環境も激変する。
神奈川は、株式会社老人ホームの存在が大きく、大企業の施設展開が早い。
病院もコロナで閉鎖や、患者の選択が起きている。
その間に入って、社会福祉法人特養ホームは、補助金もあるが、サービス内容や、料金を決める経営の自主権はない。
航路を変える自由がない。
政治行政が全ての決定権を握っている。
経営決定自主権はあるが、自己責任経営の株式会社老人ホーム。
許可事業だが、自主開業、経営自己責任の医療法人の病院診療所。
似て非なる経営主体が3種類ある。
湖山Gは、医療法人からスタートして、今はその全てがある。
そのDNAが、コロナ対応に強みを発揮している。
コロナ対策は、感染症対策であり、医療そのものだからだ。
首都圏特養ホームは、利用者が重症化して、医療依存度が高く、当然コロナリスクも高い。
そこに、救急医療を担っている若手医師の、顧問医師を増やす努力をしている。
コロナで病院がパンクする。
病院を頼れなくなった介護施設に、自前で医療を提供しなければならない時代がくる。
介護を理解できる医師。
医療を受け入れられる介護施設。
つまり、医師と会話ができる施設長、副施設長、介護長、相談員の育成と施設配置を行う。
その為の人選と幹部教育が私の急務である。
法人の枠、壁を越え、湖山G全ての施設の創業者として、最高経営者として、全権全力を注ぐ。
法人の違いの抵抗のある法人は、最後は合併させる。
理解できない幹部役員は、理事長付きとして、銀座の私のデスクの隣に勤務させ、直々に私自身が再教育をする。
法人を超えて、新設施設の開設に尽力を尽くしてくれる次代の幹部は、事業成功の実績の評価として、上席幹部に抜擢する。
私の任命として。責任として。
必ず、苦労と努力には報われる幹部人事と、待遇を私が保証し、決定する。
それが、最高経営者の仕事と責任だからだ。
ずるく、常に苦労と責任は部下に負わそうとする幹部は退席させる。
その為に代表は24時間、グループ内に目を光らせている。
でも、視界の届かない、遠い場所からは、声を出して、しらせて欲しい。
私を呼んで欲しい。
遠い呼び声にも、飛んで行く。
その為に、耳も立てている。

【6月24日】天才泰成君

天才泰成君
泰成君は、小学校の図書館の本を完全読破した。
その多くは、歴史上の偉人伝。
エジソン、アインシュタイン、野口英世、ヘレンケラー、レオナルド・ダ・ヴィンチ、チャーチル、ケネディ。
岩波文庫のレオナルド・ダ・ヴィンチの手帳など、憧れで読んだ。
推理小説は、名探偵物。
シャーロック・ホームズ、ルパン、明智小五郎。
そして、007。
ジェームス・ボンドは、イギリスの堕天使、紅はこべ、シャーロック・ホームズの系譜にあたる。
旗本退屈男もその類だと思う。
三銃士、ベルサイユの薔薇も、モチベーションは似ている。
泰成君は、天才科学者に憧れていた。
天才は皆、奇人変人。
エジソンは典型。
学者は真っ当な人生に見えた。
一生懸命、勉強もしたが、精々、真面目な学級長止まり。
でも、天才にあこがれた、ファンにはなった。
奇人変人には、寛容にはなった。
私の発想には、幅広い世界観、価値観からである事は間違いない。
でも、天才に憧れた、天才のような発想を持ちたいと言うモチベーションは今だにあるかもしれない。
他人とは違う、他人にはない発想をしようとする。
私が本当に天才肌だったら、湖山Gは破産していたでしょう。
ご安心ください。
医療福祉介護保育の社会福祉事業は、凡人の堅実な仕事です。
でも、私も、子供の時から様々な憧れを持っていて、その事も素晴らしい事だと思っています。
老人手帳を貰う歳になっても、子供の時の憧れは、心の奥底に未だ眠っています。
最近、この日記のせいで、代表はどう言う人か会ってみたい、と言う若い職員が増えているようです。
大変、恥ずかしくとも、嬉しいことです。
コロナ社会でも、車で行ける範囲の施設には、訪問したいと考えています。
オンライン懇話会も楽しいです。
生の湖山代表と会う事が期待に応える事になるのか、多少不安ですが、可能な限りお会いしたいです。
私も。
ペンパルも、やがては会う事ができるようになる。
そう信じ、期待して、日々の健康管理と、生活と仕事を、1日1日を管理して生きています。
また、逢う日まで。

【6月25日】泰成君の湖山島湖山城

SF人形劇サンダーバードの秘密基地は、大洋に浮かぶ謎の孤島。
サンダーバードの魅力は秘密基地そのものにあったと思う。
子供の憧れだが、大人になっても、孤島の秘密基地に憧れを持っている男の子は多い。
秘密基地のプラモデルもあったが、何にしろ、小さすぎる。
やっぱり、物量感が必要。
サンダーバード1号、2号のプラモデルとは違いすぎる。
コロナ社会になって、施設や母子施設でイベントができなくなった。
広い、ロビーや地域交流室ががらんとして、寂しい。
そこで、今年は、泰成君、10才の時以来の夢に取り組みたい。
母子支援施設のロビー・地域交流室にプラレールを敷き詰めて、街を作る。
しかも、最新のプラスチックではない木製のレール・汽車。
レールの間には、レゴで山や街を作る。
部屋一杯の島を作る。
レゴで白雪姫のお城を作る。
高さは天井迄届く。
子供達全員で、何年もかかって建築する。
アルバイト学生の仕事にしてもらう。
こんな楽しいアルバイトは他にはない。
教育学部学生なら、卒業論文が書ける。
建築学部なら、設計図を書いて欲しい。
永久に完成しないかもしれない。
壁には、レゴで壁画を作る。
島、街の地図になっている。
子供の誰もが、毎日、レゴを重ねていく。
自分の家のある場所に、好きな色の屋根を描く。
プラレールの間には、自分の好きなプラモデルや人形を置く。
ガンダムの隣に、雪の女王がいる。
子供の夢の世界。
材料費だけで、最低1000万円はかかると思う。
夢に期限はない。
でも、お金はかかる。
その価値はある。
外に出られなければ、施設内に街を作る。
湖山の故郷は、私達の心の中にある。
何時迄も。

【6月26日】縮小する医療

お国は、これ50年前から医療費の拡大を憂慮し、抑制政策を第一とした。
医師と病床を増やさない事、更に老人患者を介護保険施設に移管させた。
更に、介護施設から、高齢者住宅、在宅へと、なるべく病院に入院しなくても良いように、多様な介護レベルの介護施設を制度化した。
あるゆる新設介護施設を、先頭を切って、湖山Gは開設してきた。
でも、やがて、人は寿命を終える。
日本においては、死亡診断書を書けるのは医師のみ。
結局、最期は医師のいる医療機関に送る。
特養ホームや特定介護付き施設なら、オンライン診療と血圧脈拍のデータと施設の看護師の看護記録に基づいて、遠隔診療で死亡診断をできるようになれば良いのだが。
コロナ環境では、老人の終末期医療が激増する。
都会の老人介護施設でも、過疎地の独居老人においても。
介護保険のおかげで、医療費の拡大は抑制された。
でも、その代わり、介護保険が膨大に膨れ上がる。
老人が生きるには、医療も看護も介護も生活も全てが必要。
中間施設として、老健・特養があれば、入院老人患者の在宅復帰が早まり、税金による財政負担の節減ができるというのは、机上の空論だ。
想定外に、コロナのせいで、結果として、この1年の医療費は1兆6千億円減少した。
その結果、中小病院や診療所は患者が激減した。
患者も医療機関へ行く事に慎重になった。
医療機関へのアクセスの良さが日本の医療体制の誇りだったのだが、コロナで状況は変わった。
今は、ワクチン接種だけでも、医師の絶対数が足らない。
その上で、医師の働き先の民間病院の職場が減っている。
診療科によって、コロナで忙しくなった科と、患者が来なくなって余裕が出てきた科と差が出てきた。
専門医制度によって、医師の偏在の融通が難しくなった事もある。
コロナは感染症。
昔の感染症病床、療養病床が、コロナには必要なのかもしれない。
東京の医師は、民間病院、診療所でアルバイトする事を前提に生活している。
高所得者は、地方の開業医の事。
東京の若手医師はの給与は官僚とさほど差はない。
週末の当直や、外来のアルバイトで、本給並みに稼いで生活していた。
学会参加や博士論文の制作に、昔は、製薬会社があるゆる面でサポートしていたが、今は昔とは程遠い。
このままでは、優秀な人は、官庁にも医療も目指さなくなる。
もう、すでにそうなっているような気がする。
湖山はすでに、特養ホームと小規模多機能は日本一になった。
今後のコロナ世界を俯瞰すると、改めて、次世代の医療の構築育成が必要だと確信した。
介護の世界だけでなく、医療の世界においても、人材の育成に尽力を尽くしたい。
優秀で、情熱のある若手医師との交流を心掛ける。
勿論、新設特養ホームの開設予定も、目白押しだ。
どの施設も採用と教育に苦労している。
この苦労は、永遠に変わるまい。
担当者に伝えたい。
採用は、誠実さだ。
教育は、親切の技術を身に付けさせる事だ。
自分の人間性が問われている。
勿論、私自身の。

【6月27日】東京離脱

田中角栄の日本改造以来、地方創生も皆、東京一極集中を止めて、東京地方格差を埋めたいと言う政策です。
でも、為政者の希望通りにはなっていません。
歴史を見れば、東京になって、集中したわけではありません。
江戸時代から、日本の中心だったのです。
銀座、日本橋の繁栄は江戸時代からで、明治時代も、大正、昭和と変わらず、日本の中心だったのです。
全国から、あらゆる人材、富、会社が東京を目指したのです。
40年前から、東京副都心構想が政策となりましたが、全く実行されていません。
首都圏大震災対策もあったと思いますが、現実化されていません。
それが、コロナによって、都心を避け、地方へ行く動きが、会社、店舗、住宅においても進んでいます。
まず、都心のサービス業、あらゆる店舗が郊外や通販に変わっていきます。
会社も、通勤でのコロナ感染を恐れ、事務所地方移転、在宅勤務に変わります。
客が半減しては、都心の高い家賃は採算が合いません。
病院、医院も患者数が半減しては、高い家賃、リースや借金の返済ができません。
今は、国の無利子融資を何億と借りて、維持していますが、数年後にコロナが終焉して、元の収入に戻っても、それまでの赤字借金は返済できません。
国がそれまでの融資を補助金に振り替えて、返済義務がなくなれば良いのですが、今の所、財政上それはなさそうです。
生活物資は通販で賄えるかもしれませんが、医療介護もそうなるでしょうか。
オンライン診療や、在宅医療介護が、全ての、施設サービスの代わりになり切れるでしょうか。
銀座事務所も、本社本部を地方施設内に移転と、在宅勤務日を増やす事で、日々の出勤者は、昨年の2割位になる予定です。
サービス業の本社機能とは、経営企画、財務、総務、労務で、全て、後方業務です。
コロナの危険の高い、コストの高い都心でなければできない業務はほとんどありません。
営業の来客はありません。
銀座の銀行との取引もオンラインになりました。
支店長との挨拶も、最近はネットです。
研修、会議は勿論、オンラインで、もっと多数の参加が可能になりました。
湖山Gの施設は、地域の城であり、海上の船です。
業務は艦長が責任を持って指示しています。
私のいる所が本部です。自宅であっても。どこの施設にいても。
やがて、キャンピングカーが移動本部で、代表が全国を移動している時代が来るでしょう。
ヘリコプターは2度と乗りません。懲り懲りです。
コロナのせいで、東京から、地方へが進むのではないでしょうか。
ネットのお陰で、どこでも、自宅でも仕事ができる。
通販のおかげで、お店に行かなくて済む。
社会インフラの進歩が、生活を変えます。
元々、湖山は過疎、中山間地、離島と言われる地区に医療介護施設を開設してきました。
その意義は、実は、雇用促進でもあったのです。
医療介護の提供事業として。
銀座においても、これからは、医療経営が難しくなり、都心の民間医療は激減します。
銀座もある意味では、都心過疎と言えます。
現業以外の事務は、コストの合う地方に移転せざる追えなくなりました。
私自身、代表であっても、理事長であっても、会長であっても、医療介護保育教育に於いては、現場に使える経営者であり、経営業務の全ては、後方支援事務業務だと思っています。
組織が大きくなればなる程、大企業病にならないように、本部事務員の教育をしなければと感じています。
最高の教育は現場経験です。
すくなくとも、事務所が施設と共に会って、現場の苦労を共感できる事です。
本部事務所だけ、都心にあると、丸の内の大企業の社員みたいな勘違いな職員が出てきます。
湖山Gは現場が全てです。
銀座事務所の職員から、以下の日記の感想メールが来ました。
(湖山Gについて)現在は、1つの建物に沢山の方の想いや苦労が詰まっていることを実感する毎日です。
私は、感激しました。
この人は、本部事務所でも、施設にいても、どこで仕事をしても、間違いなく湖山Gの職員です。
私と思いを共感していますから。
コロナで、皆さんと会う事が叶わず、この日記を書くようになって、考えるようになりました。
人間は、離れ合う事によって、共感出来る事もある。
幸せと思えば、もうそれで良い。
幸せは、思うもので成るものではないのかも知れない。
私は、湖山Gの皆さんと思い続ける事の人生だった。
それで、幸せなのだ、と。
そういう思いを込めて、今日も日記を送ります。

【6月28日】オリンピックをTVで観る

ギリシャ時代にオリンピックが誕生したが、その時は、都市国家間の戦争を避ける為でした。
戦争時でも、オリンピックの期間は戦争を休戦したはずです。
今は、世界中の国家の共同イベントになっています。
でも、今のオリンピックの開催意義は大分変わってしまいました。
主催国の道路や競技場を作り、観光業界支援の経済政策。
1964年の東京オリンピックは、まさしく日本の高度成長政策のシンボルだったと思う。
泰成君は小学校に6年生でした。
テレビで見ただけだったが、マラソンと閉会式はテレビでも記憶に残っています。
オリンピックの意義は、世界の一流のスポーツマンの競技を目前で堪能出来る事で、それだけで素晴らしい事です。
でも、今は国際政治と、国際資本のテレビ局、マスコミの為になってしまいました。
私は、在宅勤務中にテレビで観ます。
政府は、飲食店や競技場で飲酒等の制限を苦慮しているようですが、不思議に思います。
観客の市民自身の責任で判断すべき事です。
私は、自己責任判断で、自宅に篭り、外出しません。
コロナ感染を恐れるからです。
お酒を飲んでいる人達が集まるところには行きません。
自分の免疫力と健康状態を知っていますから。
銀座事務所は、50人近くいましたが、来月からは、多くは、首都圏の介護施設をサテライトオフィスにして、殆ど在宅勤務で出来るようにします。
首都圏も自転車通勤で通えるくらいになるのが理想でしょうか。
銀座事務所のスタッフには、オンライン用のパソコンを新たに支給します。
在宅勤務中は、全員zoomで繋がって、常時会話ができるようにできます。
事務所で机を並べていなくても、孤独にならないようにとの配慮です。
様々に実験をして、勤務が合理化されて、働きやすいようにします。
育児をしながらでも、仕事をできるようにならないかとの考えです。
病院の受付や医療事務は、施設内にいないと出来ないと思っているでしょうが、オンライン診療が増えれば、医療事務はどこでもできるようになるはずです。
電話応対も、施設内である必要はなく、大企業のように、全国のどこかで、湖山コールセンターを開設した方が、良いかもしれません。
給与計算や、資金移動も、総務経理センターに集中できます。
コロナ予防、新人教育、地方での雇用促進といった見地からも、検討しなければなりません。
これからも、湖山は、社会改革の先頭に立ちます。
若い職員の未来の為に。

【6月29日】欲しがりません勝つまでは

 
東京では、都知事入院不在のまま、東京都議会選挙が始まる。
そして、オリンピックも。
都民にとっては、都議会議員は普段は遠い存在。
コロナに対策もこれ以上は手がない。
赤字の会社、お店に融資しても、事業再建の目処が見えない。
ワクチン接種が欧米並みに進んでも、治療薬はまだない。
インフルエンザのワクチンを毎年接種しているが、それでも、感染し、治療薬で治療する。
コロナ感染で、重症化し、入院しても、重度化して亡くなる人が増えている。
救急病院がコロナ患者で通常の患者を受け入れられなくなりつつある。
ワクチンだけでは、平常に戻らない。
やがて、病院がパンクし、介護施設から病院への流れが遮断され、介護施設はコロナクラスターになる。
医療介護ドミノ崩壊の危険がある。
政治も行政も医療界も、既存の施設体系の中で頑張れば大丈夫と考えている。
そうだろうか。
中小の救急病院を大規模病院に再編する契機ではあるが、それには、これからも長い時間がかかる。
積極的な具体的な対策が打てないまま、飲食店や劇場には、時短営業。
国民には、自宅蟄居。
それで、オリンピック。
我慢、我慢、我慢。
何か似ている。
太平洋戦争の時のスローガン。
勝つまでは欲しがりません。
でも、国民が欲しい物を我慢していれば、何時かは勝てるのだろうが。
誰が勝ってくれるのだろうか。
何処にコロナ対戦に向かう軍隊があるのだろうか。
何処に兵士がいるのだろうか。
湖山共和国の自衛団はここにいる。
己の城は、湖山の船は何としても守らねばならない。
自らの力で。
政治家を志す方々にお願いしたい。
命をかけてコロナと戦っている戦士の存在を知ってほしい。
守って欲しい。助けて欲しい。
誰が、国民を、都民を、守ってくれるというのか。
正しい方向を見て欲しい。
今朝のパルスオキシメータ 98・98・98
自衛団 代表 湖山泰成

【6月30日】幸せは、胃袋を通って心に届く

昨日は、渋谷の施設で幹部のランチミーティングがありました。
zoomの画像より、生の会話の方が暖かいし、楽しいです。
食事サービスは、給食会社委託です。
私が検食するというので、本社から上司がいらしていました。
イベント食等、施設の都合に臨機応変に対応して欲しいとお願いしました。
施設の栄養科のスタッフが、給仕してくれます。
委託で別会社であったとしても、毎日同じ施設同じ職場で共に働く仲間達です。
同じチーム湖山だと思っています。
湖山には、関連法人も入れれば、40近い法人があります。
理念と信頼があれば、皆湖山です。
大企業になれば、給食、事務、清掃ビル管理など、子会社を作ります。
湖山は今のところはそうはならないと思います。
むしろ、施設毎にベンチャー企業のように独立心を持たせるのが、湖山の経営マインドです。
小さくとも、自ら光を発する恒星です。
自ら、香りを漂わせる花です。
全国に展開する湖山の施設は、銀河の星のように輝いて、私の目に光を与えてくれます。
湖山の職員は、奈の花畑のように、香りと共に、私の心にやすらぎを与えてくれます。
メニューは、定番のカレーでした。
デザートは倉吉メロンです。
お礼に、食べた事のないような高級スウィーツを用意して、お持ちしました。
ミーティングの内容は覚えていませんが、お菓子の美味しさだけは忘れません。
お土産の、初回のハードルを上げてしまうと、次回のミーティングに何を持って行くか悩みそうです。
銀座事務所に帰ったら、山形から、さくらんぼが届いていました。
幸せは、胃袋を通って心に届く。
そんな言葉を思い出しました。
用户7825 用户7825
5 个月前
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